CEかすたまいずのページ

このページではよく知られているCE機についての
カスタマイズ方法について纏めたページです。
初期状態では性能を生かしきれていないCE機を
最大限に活用できるようにする事を目的としています。
以下のレジストリの書き換えは非常に危険な行為ですので、
あくまで自己責任で、尚且つバックアップを忘れないようにしてください。
当方は一切の責任を負いませんのでご注意を。



●フォントキャッシュについて

フォントキャッシュは文字だけではなく
表示全般に対してのキャッシュであると想定されます。
フォントキャッシュを大きくする事によってかなりの
性能向上を見込む事が可能になります。

レジストリをいじっても良いのですが、
SmallTweakもしくはPocketTweakを使う方が良いと思います。
レジストリをいじって設定する場合は、
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\GDI\GLYPHCACHE
以下にLIMITの名前でDWORD値を入力してください。
キャッシュを512KB以上に設定する事をお勧めします。

●MTU(IPパケットサイズ)について

MTUは一度に送信するパケットサイズの大きさです。
インターネット等のTCP/IPアプリケーションを利用する際の
速度等の向上が可能になります。
1500を目安にするとよいと思います。

レジストリを直接いじることによって設定する事ができます。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM
\CurrentControlset\Services\Tcpip\Parameters\Interfaces
以下にMTUの名前でDWORDを作成した後、
ソフトリセットをして有効にします。

●RWIN(受信バッファサイズ)について

RWINは送られてくるデータに対するバッファのサイズです。
インターネット等のTCP/IPアプリケーションを利用する際の
速度等の向上が可能になります。

レジストリを直接いじることによって設定する事ができます。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM
\CurrentControlset\Services\Tcpip\Parameters\Interfaces
以下にRWINの名前で作成しDWORD値入力するか、
HKEY_LOCAL_MACHINE\Comm\Tcpip\Parms
以下にTcpWindowSizeの名前でDWORDを作成 して、
DWORD値を入力した後、ソフトリセットをして有効にします。
前記の値が優先されるのでご注意ください。
一般的にはMSS(=MTU-40)の整数倍が良いと言われています。
最適なDWORD値は環境によって変化しますので、
各通信環境に適応した値を入力してみて下さい。

●表示色について

PocketIE等の表示色を256色、65535色に切り替える事が出来ます。
処理速度、表示能力に応じて活用する事が出来ます。

これもSmallTweakもしくはPocketTweakを使う方が良いと思います。
レジストリをいじって設定する場合は、
HKEY_LOCAL_MACHINE\Drivers\Display\Stainer\Lcd\PixelSize
のValueを10進で10から8、16進で16から8へと切り替えてください。

●外部ストレージ名の設定について

海外のCE機は外部ストレージ名を”Storage Card”としていますが、
国内では”メモリーカード”という設定になっています。
その為、一部のソフトで外部ストレージが使用できなくなっています。
この名前を”Storage Card”に直す事によって、
各種ソフトで利用可能にする事ができます。

レジストリを直接いじることによって設定する事ができます。
HKEY_LOCAL_MACHINE\Drivers\PCMCIA\ATADisk
以下にFolderと言うKEYを作成し、値をStorage Cardに変更し
ソフトリセットを行う事により切り替える事ができます。

●HTTPサーバの接続数の設定について

CEの初期設定では一サーバに接続できる接続数が2に設定してあるそうです。
接続数を増やす事によって表示速度が変化しますが、あまり大きな変化は無さそうです。
回線速度と端末の状態による最適な値を指定してください。

レジストリを直接いじることによって設定する事ができます。
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows
\CurrentVersion\Internet Settingsをアクティブにして、
MaxConnectionsPerServerの名前でDWORD値のを作成して下さい。
同じ様にMaxConnectionsPer1_0Serverの名前でDWORD値を作成して下さい。
値は4〜6相当が一般的ですが、環境によって最適な値を指定してみて下さい。
これもソフトリセットを行う事により切り替える事ができます。

●キーリピートについて
キー入力のリピート間隔を設定する事が出来ます。
この間隔を変える事によってリピートの時間、負荷が変更されます。

レジストリを直接いじることによって設定する事ができます。
HKEY_CURRENT_USER\ControlPanel\Keybd\
InitialDelayのDWORD値を変更する事でリピート開始までの時間を設定できます。
RepeatRateのDWORD値を変更する事でリピート間隔の時間を設定できます。
初期値は500、15で、300、31に変更すると良いそうです。

●ソケットバッファの設定について

Windows2000/XP用のソケットバッファの設定です。
CEはソケットバッファの容量が小さくしてあるらしいので、
ソケットバッファの設定を変える事によって表示速度が変化するそうですが、
現在効果の方は未確認です。
回線速度と端末の状態による最適な値を指定してください。

レジストリを直接いじることによって設定する事ができます。
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\AFD\Parameters]
"LargeBufferSize"=dword:00004000
"MediumBufferSize"=dword:00000bc0
"SmallBufferSize"=dword:00000100
"TransmitWorker"=dword:00000020
"DefaultReceiveWindow"=dword:0000ffff
"DefaultSendWindow"=dword:0000ffff



以下鋭意作成中

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