KapperのXeon、Nehalem-EPを組もう 自作PC編
Q6600ベースでBOINC3倍の性能を目的として
Xeon、Nehalem-EPを組もうと思います。
前回のQ6600から僅か2年弱ですが、
簡単な形で使用レポートを書いてみようかなと思います。
発注方法、ベンチマーク、消費電力、OS等様々な面でレポート出来ればなと思います。
本内容は基本的にブロクからの転載になります。
宜しければブログの方も見て頂けましたら幸いです。
●新型Xeon、Nehalem-EPを組もう Windows7 Professional編 その10
Windows7 HomePremiumはCPU数 1Wayしか対応していない、
というご指摘を頂きまして導入しました。
実は昔から知っていたのですがOPENSuseの
スペックが良いので放置しておりましたw
2つのOSを同時起動演算出来ない訳ですしw
きっかけがあれば実行するのも良いかと。
○Windows7 Professional Update、ベンチマーク
インストールは購入したパッケージからシリアルを入れれば問題なくOK。
色が青っぽくなっただけで大きな変化はありませんw
CPUが2個ちゃんと認識されております。
今回はベンチのみ。
従来のLinux環境とベンチマーク比較をしてみました。
ソフト環境が少し変えてありますので同一環境とはみなせません。
参考程度に考えて頂けたらなと思います。
Windows 7 HomePremium x86-64版
BOINC Client 6.6.41
Number of CPUs: 8
2064 floating point MIPS (Whetstone) per CPU
6432 integer MIPS (Dhrystone) per CPU
↓
Windows 7 Professional x86-64版
BOINC Client 6.10.24
Number of CPUs: 16
2235 floating point MIPS (Whetstone) per CPU
5983 integer MIPS (Dhrystone) per CPU
Professionalはこんな感じでしょう。
HT、16コア認識。まあまあかな。
最新βの6.10.29が出てますので即座に更新。
↓
Windows 7 Professional x86-64版
BOINC Client 6.10.29
Number of CPUs: 16
2197 floating point MIPS (Whetstone) per CPU
7364 integer MIPS (Dhrystone) per CPU
なんじゃこりゃw
BOINCクライアントだけで23%以上も性能上がってますw
リリースノート出ていないので分かりませんが最適化したのかな?
マルチコアとHTとOSの中でBOINCの中の人は一体どういう処理しているんでしょうね。
今までも書いておりますがマルチスレッドの場合、ソフトウェア効果が非常に大きいです。
Core2DuoのDELLノートの場合、頑張って弄ってもそんなにスペックアップしません。
Xeon機の放熱とファンの回転率が一層うるさくなりましたw
処理が上がっているのは間違いなさそうですねw
このスペックの処理UPは下手なPC1台分の性能を上回ります。
OSとBOINCで演算の効率化が進んでいるのは間違いなさそう。
最新のBOINCを直に導入出来るのはWindowsのメリットでしょう。
逆に言うと新規のハード技術がソフトに生かされるのは1年位掛かるのでしょうか。
マルチスレッドの計算って難しいんでしょうね。
サーバ屋さんも逐一メンテすればお金を投資しなくても
スペックUPできるのかもしれませんね。
それではまた。
●新型Xeon、Nehalem-EPを組もう Windows7編 その9
やっぱりWindows7を買っちゃいました。
折角なのでXeon Nehalem-EP機に絡めてレビューしたいと思います。
とは言っても第一印象とベンチのみになりますが。
ちゃんと世間の流れに乗らないとねw
○Windows7 第一印象
インストールは問題なくOK。
Windows7を見た感じではVistaに何かの機能を引き算して
軽量化した様な感じです。ゴテゴテのアクセサリーが標準では
無くなり簡素になると同時に起動やアクセスが早くなっております。
おっ、と思う所が軽量化でしょうね(CPUパワーゴリ押しとも呼ぶw)
使ってみるとVistaと同系列と見てもよい節が多数あります。
XPの代替環境とは言いにくいだろうと思います。
OSの乗せ変えを考えている方は要注意。
またペイント等のアクセサリもGUIが一新しまして、
デコされて一見使いにくくなっておりますw
IEが一部のサイトで非常にもっさりしているのは仕様でしょうか。
ActiveXやJava、Flash等のサイトの裏でなんかやってるんでしょう。
メディアプレイヤーもVer12になりあっさり風です。
ソフト互換性等も結構気になりますよね。
試しにWin3.1、95、2000、XP~世代と適当に入れてみます。
・Win3.1~(Civlization2 Win95でも動作)未対応と怒られます。
・Win95~XP汎用(Xanadu EGGエミュ版) 動作OK確認
・Win95~ME(雷電2)動作OK
・Win95、NT(信長の野望 烈風伝)動作OK
・98、2000~(大戦略WIN3)動作OK
・98、2000~(うみねこのなく頃に Nscripter)動作NG。
・XP以降(HoI3)VIDEOライブラリ関連でNG。ドライバ関連かも?
OSチェックが掛かる物は無理としても
汎用的なソフトはまあそれなりに動きそうでしょうか。
現段階ではなんとも言えませんが。
要3Dドライバ、ライブラリのアプリは対応待ち。
時間が経てば解決しそうな感じはします。
一応Wineよりかはマシそうですw
○Xeon上でのBOINC、ベンチマーク結果
今回は従来のLinux環境とベンチマーク比較をしてみました。
ソフト環境があまりに違いますので同一環境とはみなせません。
参考程度に考えて頂けたらなと思います。
OpenSuse Linux 11.2 Milestone 7 x86-64版
BOINC Client 6.4.5
Number of CPUs: 16
2585 floating point MIPS (Whetstone) per CPU
6308 integer MIPS (Dhrystone) per CPU
↓
Windows 7 HomePremium x86-64版
BOINC Client 6.6.41
Number of CPUs: 8
2064 floating point MIPS (Whetstone) per CPU
6432 integer MIPS (Dhrystone) per CPU
HomePremiumはマルチコア非対応ですかw
おそーい。
高いお金払ったのに(涙
Ubuutuより酷いベンチマーク。こりゃ厳しい。
マルチコア+HT対応しているOpenSuseには現時点では対抗出来そうにもありません。
残念ながら演算用としてはOpenSuseに戻すより他無さそうです。
まあ、こんなもんかな。
○まとめ
Windows7は実際に起動やGUIが軽量化した事には間違い無さそうですが、
あくまで旧 初期Vista比較で2000やXP対比では比較対象になりません。
Vistaと比べ圧倒的長所もないです。(ベースは同じでしょうか)
ただ外観上は軽めのライトな色作りに腐心しており、
心理的に負担の小さな環境をめざしているのではないでしょうかw
ビジネスユーザーを視野に入れているのかゴテゴテとしたパネルやアクセサリーは
外観上からも排除されております。
またKDE4にかなり似ておりますねw
Kapperとしては必然性が無い限り現段階ではお勧めしません。
XPからの乗り換えとしても現時点では見送りが吉。
まあWindowsはOSだけでは評価できませんよね。
多数のアプリの動向とサポート次第です。
演算に優位点が無いと判定できましたので、
Kapperはひとしきりテストした後にOpenSuseに戻そうかなと思います。
ひとまずそれでは。
●新型Xeon、Nehalem-EPを組もう BOINC経過編 その8
Xeon Nehalem-EPを導入しましてはや半年弱。
その後の現状と進展を簡単に纏めてみました。
最近の情勢とベンチマークを踏まえ日記にします。
○OS現状、その後
その後、OpenSuse11.1で安定運転していたのですが、
実はOpenSuseの11.2 Milestone 7が9/20前後に出た際に
ライブCDを試しに落として入れてみたらサクサク動いたので、
OS丸ごと入れ替えてしまいました。
OpenSuse11.1のKernel、BOINCのバージョンが古く、
更新すればスコアも上がるだろうとの認識でした。
で、更新後は
OpenSuse 11.1 → 11.2 Milestone 7
Kernel 2.6.27.7 → 2.6.31-rc9
BOINC Client 6.2.18 → 6.4.5
KDE 4.1.3 → 4.3.1
と全体にVerUP。KDEも更にスタイリッシュになっております。
と同時に軽量化、スコアUPしております。
OpenSuse Linux 11.1 x86-64版
Number of CPUs: 16
2471 floating point MIPS (Whetstone) per CPU
5862 integer MIPS (Dhrystone) per CPU
↓
OpenSuse Linux 11.2 Milestone 7 x86-64版
Number of CPUs: 16
2585 floating point MIPS (Whetstone) per CPU
6308 integer MIPS (Dhrystone) per CPU
改善効果は5%前後でしょうか。
とはいえ16コアを甘く見ては(以下略
8コア HT Offの計算値に近づいております。
ARMのNetwalker6台分ですw
安易な投資するよりソフトの力が大きいのも事実ですね。
演算させるコツは使わないアプリを落とす、GUIを軽い物にする
BOINCのバージョンを常に最新版にするのに加え、
実は解像度をできるだけ小さくする事がコツです。
だいぶ変わります。
○BOINC環境変遷
下の画像がKapper家のベンチマーク変化です。
~09年5月までQ6600。5月にXeon E5520導入。
6月にHT-ONに切り替え16コア動作。
グッと傾きが伸びて実は8月にノートPCを停止。
しかし全然計算値、傾きに影響がありませんw
9月末にOS切り替え。傾きが更に鋭くなっております。
何年か掛けて3万越したのが、現在短期間で既に12万Over。
恐るべしXeon、HT効果。
また最近にBOINC6.6.38と6.10.13ベータがでましたので
最新Verに切り替えるとまた演算と人類の繁栄に優しくなりますw
是非お試しを。
●新型Xeon、Nehalem-EPを組もう 電気代番外編 その7
今回はこのシリーズの番外編です。
諸般の読み違いの為、7回になりました。
全く継続させる事は考えていませんでしたw
ちょろっとその後の結論を簡単に報告しますね。
○Xeonその後 BOINCスコア
BOINCスコアは24時間常時接続している間、
1ヶ月間はじょじょに伸び、1月経過後は大体5000P/日
あたりをうろうろしているのが現状です。
下の画像が証拠になりますので見てみて下さい。
時々Emobile通信を付けたり外したりしてますので
スコアが前後しております。
○Xeonその後 電気代
で、注目と言いますか結論の電気代ランニングコストですが
ようやく中部電力より届きました。見てみました。
前月比2,500円/月も増えてる(涙
えーーーーーー、ありえないw
使用電力の増加量は120kWhです。どんだけー。
通常一台80W程度と考えますと石一個分増えてる換算ですな。
エアコンもストーブも切ってある時期なのに。
爆音、爆熱分が電気代に跳ね返っておりますw
エアコン付ける様になったら青天井ですねw
BOINCの点数稼ぎのDualCoreノートも落とす様にします。
納得いかないKapperは節電をまじめに考えようかなと思っとります。
節電の狙いも込めていたXeon2Wayですが、
BOINCを100%常時動作させると爆熱、爆電で跳ね返ってきております。
Q6600→Q9650に投資して切り替えてでも台数減らした
(ノートPC無くした)方が良い気がしてきました。
またスコア犠牲にしてでも夜間電力運用にしようかなと
本気で思っております。特に夏は。ちょっと考えます。
マジで環境に優しくないですw
それではまた。
●新型Xeon、Nehalem-EPを組もう OSまとめ編 その6
はやこのシリーズもようやく6回になりました。
こんなに継続させる事は考えていませんでしたw
そう言えばXeon買ってから一月半位立ちましたね。
なかなかじゃじゃ馬なこいつを安定化させるのに一苦労しております。
まとめとして日記に追記したいなと思います。
全てはASUSが悪いんだと思いますけどねw
○OS不具合あれこれ
UbuntuやらMandrivaとかWindowsとか色々なOS、Verを試してみましたが
Hyper-Threadingを有効にした場合に全く安定しません。
大抵Kernel Panicで起動時に落ちてしまいます。
手持ちのWindowsXPはインストール最中にフリーズかまします。
ちくしょーw
しかしよくよく考えてみると難しい話ではありません。
Kernelが原因であるならば一番怪しいのはMBのBIOSです。
不良BIOSのP8860の時やVOSTRO1000、その他のPCの不具合で過去散々直面しておりますw
P8860は未だに不良品です。ふざけた中国製品ですねw
メーカーのASUSのサイトに行ってみる。
まだBIOSの更新はなされておりません。くそー。
高価なサーバ向けハイエンドMBの癖にOSチェックせずリリースした上に不良品掴ませやがってw
世界中のユーザーの皆さん、本気で怒っているはずです。
BIOSの更新は何時になるのか全く予想できず、待てません。
○対策案と結果
多数のKapperの貴重な時間を美味しそうにむしゃむしゃご馳走様したw
こいつの大体傾向としましては特定の時期にリリースされたディストリ
全てに同様の傾向が見られる事が分かりましたw
つまり2008年後半以降のKernelが危険という事になります。
当然HTは無効の形です。
ようするに古いOSであれば一応動作します。
ただ折角高いお金を出して買ったんですもの、フルスペックで使いたいですよね。
どこかで折衷案を考えます。直ぐには思いつきません。
ここは基本に立ち返りまして、マニュアルを読み直してみます。
BIOSセットアップの際にFreeDOS、RAIDの所にWindows、Suse、RedHatの記述があります。
なるほど、一応テスト位してるはずだなw
入手しやすいのは、、、よしSuseLinux11.1を試してみよう。x86-64版が自動選択されました。
インストールも無事終了、怪しい挙動多数ですが起動しましたw
この細かい所はOSリリース時の残留バグでしょうか、UPDATEしたら直りました。
16コア認識、BOINCもやっと安定して動作しました。
○BOINC x86-64 16コアベンチマーク
元々x86-64版など起動すらしなかったので初のテストになります。
結果は下記です。悪くありません。
今までのスコアベスト値です。やりますな。
ht=on の上、16スレッド並列処理にもかかわらず、
1コア当りでもQ6600を上回る性能を出しております。
恐るべし。ひとまず一安心。
OpenSuse Linux 11.1 x86-64版
Number of CPUs: 16
2471 floating point MIPS (Whetstone) per CPU
5862 integer MIPS (Dhrystone) per CPU
○結論、愚痴他
最終的な数字以外は、結構どころかなりひどい有様です。
動いたから良かった物のこんなええ加減設計なのあんまりです。
スペック的には良好な数字が出ておりまして16スレッド恐るべしです。
HTを使う場合、環境により想定以上のありえないスコアの差が出てしまいますので、
エンコード、サーバ、BOINCユーザーは注意が必要です。頑張りましょうw
相関性が取れればネタにしたいですが、今の環境をもう崩したくありませんw
また今回ATX2Wayマザー「Z8NA-D6」とASUSにはかなり泣かされましたw
こんなに環境を限定されるMBがあっても良いのでしょうか?
安価ATXマザーを購入した人は他にも沢山いるはずです。怒れ諸君。
現在進行形で同じ悩みに直面している方はKapperだけではないはず。
理由も分からず相性という曖昧な言葉とかで簡単に妥協、片付けたくは無いですよね。
よくショップの店員さんやメーカーが誤魔化し、保険金を取る際の良い言葉だそうです。
気に入らないw
それではまた。
●Xeon、Nehalem-EPを組もう Mandriva Linux 2009.1 HT動作確認編
以前にUbuntu9.0.4を新型Xeonに導入しましたが、
恐らくKernelの問題で8スレッドまでしか認識せず、
Hyper-Threading機能が動かない悩みがありました。
またUbuntuLinuxはインストールがセミオートなので
慣れないと細かい設定がやりにくいという逆の課題もあります。
そこでMandrivaLinux2009.1+Cookerをインストールしました。
遅くなりましたがMandrivaLinux2009.1のご紹介兼ねて日記にします。
○Mandriva Linux2009.1インストール
UbuntuでHTが動作しませんでした事と、
KapperはやっぱりMandrivaLinuxが大好きなので
OSをばっさり入れ替えてみようかなと決心しました。
また同じLinuxでも長年使い慣れた方がいじりやすい事に気がつきましたw
前回の日記でも書きましたが、2009.1のISOは586、x86-64等多数ありますが、
どのタイプを使ってもドライバ認識の段階でのインストーラー起動中にフリーズしました。
かなり泣きが入りましたねw
Kapperの結論は古いMandrivaLinux2009.0をインストールした後、
Updateのサーバを2009.1に設定して更新する苦肉の手を試してみました。
へたをしたらゴミが大量に残り、即死パターンですw
今回は運良くUpdate成功し、無事起動しました。
KernelはMandriva特有の超最新型デンジャラスバージョンですw
鮮やかなブルーのペンギンデスクトップのKDEが表示されました。
一先ずホッとしますw がデスクトップに無理の痕跡が残ってしまいましたw
急ぎシステムプロパティをチェック。16スレッド認識しております。やったー。
結論は恐らくKernelのバージョンが最新になった事が最大の理由かなと思っております。
○MandrivaLinux 2009.1概要
2009.1の最大の長所はKDE4.2.2になり、様々な環境でようやく安定したKDE4動作出来る所でしょうね。
他には伝統ある最優秀DrakeToolが一新してより使いやすくなっております。
ここは非常に嬉しい所です。
後はEXT4対応と新コアのHTの動作できた事が好印象です。
やはりきらびやかな超最新型、技術のオンパレード。これぞMandriva。美しいw
リリース1ヶ月前にでた安定版PCLinuxOS2009.1と比べますと
リリース時期はほぼ同じなので中身はそれ程差は無いのかもしれませんが、
GUIは数年の隔たりがあるかの様な位、明らかな違いがあります。
(当然KDE3.5.10とKDE4.2.2では確かに公開時期に違いはあります)
どこかでまたトラブル(バグ?)に悩まされるかもしれませんが、
更新により修復される事を期待してがんばってMandrivaを使おうと思います。
今日入れたばっかりなのでまだ細かい所は把握できておりません。
○Xeon HTとBOINCベンチマーク結果
以前測ったBOINCのベンチマークと比較します。
・Ubuntu Linuux9.0.4
Number of CPUs: 8
2363 floating point MIPS (Whetstone) per CPU
6636 integer MIPS (Dhrystone) per CPU
・MandrivaLinux2009.1
Number of CPUs: 16
1945 floating point MIPS (Whetstone) per CPU
4168 integer MIPS (Dhrystone) per CPU
これは凄い。
Floating:2363*8=18904 → 1945*16=31120 1.64倍(Q6600対比約3.32倍)
Integer :6636*8=53088 → 4168*16=66688 1.25倍(Q6600対比約3.26倍)
Q6600の約3.3倍で当初目的達成です。
やっと大金はたいて投資した意味が出ました。 (´;ω;`)ブワッ
とりあえず感動しました。痛みを堪えてよくがんばったw
●Xeon、Nehalem-EPを組もう 組立編
Xeonの組立ネタももう4回目です。
休日、連休をはさんでのんびり組み立てました。
実際の組み立て時間は1時間半位しかかかりませんでしたが、
OSを何にするかとか、残りの部品調達等で
意外と時間が掛かりました。
・Xeon組立
組み立て自体は通常のATXマザー同様なので
取り分け特別な事をする必要はありません。
CPU2個組み立てる以外はLGA1336と何も違いはありません。
ここは長年の経験を生かしてサクサク組み立てます。
CPUとMB、メモリ、電源のみの最小構成で組み、起動。
何のトラブルもなく1回でブートしました。(ネタが減りましたw)
何かある時はすぐ原因不明のトラブルで詰まってしまうのですが、
さすがKapper。学生時代から数百台組上げたベテランの技は健在ですw
ちょっとごちゃごちゃしてますが、下の写真を是非見て下さいな。
その後HDD、DVDを入れて再起動、OSをインストールします。
公開されたばかりのMandrivaLinux2009.1を動かそうとしましたがうまく立ち上がりません。
仕方がないのでとりあえずこちらも出たばかりのUbuntu9.0.4を入れます。
問題なくインストール、起動しました。さすがUbuntu。
設定もなれたものでサクサク進みます。8コア無事認識。
で、肝心のBOINCをインストール。あれま、ベンチマークがっかりですw
一応予想の範囲には入るのでしょうか、詳細は後日整理しますw
HTやOSの仕様によって多少は変わってくるものなのでしょうか。
低クロックバージョンなので仕方のない事かもしれません。
オーバークロック出来れば多少は良くなるのでしょうが。
●Xeon、Nehalem-EPを組もう 到着編
4月上旬にリリースされました
新型Xeon、Nehalem-EPがようやく到着しました。
結構納品に時間が掛かりましたね。
実情はATXマザーの発売が遅かった為ですが。
本当は拡張性の高いE-ATXが筋なんでしょうけど、
E-ATXのマザーは高額だしケースがバカ高でデカイため
まともにE-ATXで組んだら25万は平気で掛かります。
演算にそこまで必要ありません。そんなの嫌ですたいw
これからゆっくり組みます。
(*^-゚)vィェィ♪
自作PCにこれほどの投資を一度にしたのは
ローエンドユーザーのKapperには初めてかもしれません。
超格安デュアルATOMマザー「D945GCLF2」とか
レノボの格安ネットブック「IdeaPad S9e 40682EJ」とか
超安価PCサーバ「Express5800/110Ge」今なら12,800円とか
市場が激安ベクトルに走っておりますが、
そこは時代に逆行するKapperでもありますw
●Xeon、Nehalem-EPを組もう 見積編
概算で試算しましたXeonパーツの見積りを
Webにて確認しました所、下記の通りになりました。
商品名 数量 税込単価 税込金額
ACTICA ACT1GHR72D8G1333S (1GB Reg.ECC) 2 \9,449 \18,898
INTEL Xeon E5520 (2.26G) LGA1366 BOX 2 \43,574 \87,148
INTEL Xeon Thermal Solution STS100A 2 \2,414 \4,828
ASUSTeK Z8NA-D6 1 \41,264 \41,264
代引手数料 1 \840 \840
送料 1 \1,155 \1,155
お支払金額 \154,133
+ケース(1万円)の形になりまして、大体165,000円相当となります。
PC一台分と考えたらこんなものでしょうか。
ローエンド部品とは言え一応発表直後の最新ワークステーション仕様ですし、
MacProやDELL完成品に比べれば十分格安ですw
とてもXeon W5580 3.20GHzの約19万円の石を2個買う気力はありませんw
どうせほおっておいてもその内値段が下がりますw
マザーボードがまだ発売されておりませんがw
Mandriva Linux 2009.1の完成版が公開されるのが
まだ時間が掛かりそうなので気にしないでゆっくり待ちましょうw
●Xeon、Nehalem-EPを組もう 計画編
先日発売された新型Xeonは2CPU運用可能で高性能ですが、
Corei7の延長上に過ぎない上に決してコストパフォーマンスに
優れた石ではあるとは言えません。
内訳は下記のニュースを参考下さい。
Nehalem-EP搭載の新型Mac Proをベンチ
ただ、時期的にKapperの演算マシンの更新のタイミングと
Q6600対比の要求スペックを満たしている事から、
Xeon導入を前提とした環境更新を考えております。
付けっぱなしのBOINC用なら特に消費電力代と環境に優しいw
2CPU仕様なら複数台増設するより消費電力で後々のコストにきいてくるはずです。
見積もり検討内容をメモしたいと思います。
○XEON自作検討内容
ベースはこちらから
「Nehalem-EP」採用のXeon発売、CPU2個で16スレッド
60Wの低消費電力版も
・CPU: Xeon E5520 ×2 90,000円
・MB: Z8NA-D6 42,000円
・MEM: Registered ECC DDR3 8,000円 ×2~4
(通常のDDR3でも使用可能)
・ケース: ATX汎用 1万円
・VGA: On Board
・HDD: 流用
・DVD: 流用
・Cooler: 汎用 4000円×2
・OS: Mandriva Linux2009.1 0円
総額 約174,000円 (E5530なら約217,000円)
相当を見込んでいます。贅肉は極限までそぎ落としていますが
PCだけを考えますと結構思い切った投資です。
贅沢を言わなければCore i7 965でもと思わなくもないですが
CPU10万、MB1万、メモリ2万とこれでも14万は軽く掛かってしまいます。
~Core i7 940の場合は石が安いですが、メモリやマザーを
一新してまで更新する程の投資効果の意味がありません。
Q9645買った方がマシです。フーム。
自作よりも完成品を購入した方が良いかと考えますと、下記参照。
・Mac Pro 8コア 358,000円
・Dell Precision T5500nシリーズ
デスクトップモード・パッケージ (OSなし最低仕様)
構成例価格 305,025円
どう見てもワークス仕様です。本当にありがとうございましたw
選択肢は自作しかなさそうです。
実際の見積もり、購入はネット通販になりそうです。
製品の納期を考えると結構時間がかかりそうですが、
東京まで現物を見に行く交通費と時間がもったいないですw
もう1ランクよい石が買えてしまうかもしれませんw
次は実際の試算および選定をもちっと正確に行いたいと思います。
鋭意作成中!!!
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