今更ながら玄箱、導入日記




今更ですが玄箱のページです。
KapperでもNAS、マイクロサーバの試験を目的として
運用日記をここに公開していきます。
基本的にブログのコピペなので、文章が拙い所はご理解願います。



●今更ながら玄箱導入 セットアップ、NAS編 その1


果てしなく今更ですがNAS、マイクロサーバであります
玄箱をやっと導入しました。
ブログに簡単に記録します。
サーバ導入、運用に関しては後日に譲るとします。

実はKapperはXeon 2Way+1TB HDDを24時間稼動してますので、
サーバの性能や運用に困る事はありません。
本質的には必要なかったりしますw
まあ、テストネタと言う事で。


●玄箱とは?
玄箱とは玄人志向ブランドより販売されておりますNAS-BOXです。
こいつは単なるNASではなく、ベースにLinuxを用いている事から
多数のカスタマイズが可能、本格的なサーバとして運用が可能です。
個人向けNAS、マイクロサーバの元祖と言えるでしょう。
現在は流石に旧式化し、テスト以外の購入はお勧めしませんが、
LinkStationハックやSheevaplugと言った派生型も出ておりますので
実用性を求める方はそちらを検討しても良いかもしれません。

●玄箱の利点
こいつはスペックが旧型で必要最低限の機能限定でありながらも、
標準Linuxを搭載しており、サーバとして一通り使える上、
通常の大容量デスクトップ用HDDをまるまる積める事と
ルーター+HDD程度の電気代として極めて安価なランニングコスト、
極めて省スペース、低騒音と優れた運用性を持ちます。
PCを複数台運用される方、メインPCを出来るだけ落として
電気代を節約されたい方には実はかなりのお勧めです。
その代わり相応のLinuxの知識が必要になりますが。
NASとしてのみ使うのであれば、そのまま市販NASを購入した方が良いでしょう。

●NAS導入
玄箱を購入したらHDDを取り付けます。
HDD取り付けに関してはこちらを参照願います。
玄箱HPにファームウェアがありますのでダウンロードしておきます。
取り付け後、クロスケーブルを用いてWindowsにLANで直接繋ぎます。
このときIPアドレスの重複に注意。192.168.0.xを手動で入れておきましょう。
LANが無事繋がりましたらファームウェアのEXEファイルを実行。
XP以降の場合ファイアーウォールが動作していると動きませんので
事前に外しておきます。後で戻すのを忘れないようにw
EXEファイルを実行しますと、自動的にファームウェアがUPDATEされ
HDDがフォーマットされます。
再起動すればOK。無事ネットワークで認識されます。
Shareフォルダとlpプリンターが見えればOKです。

Kapperのは昔どこかで購入した中古KURO-BOX初代です。
これはSATAに基本対応しておらず、IDE→SATA変換基板が必要な事から
旧来のHDDを使われる方以外は追加コストが大きいので
個人的にはお勧めしません。300GB以上のHDDはSATA必須です。
KURO-BOX PROでも中古であれば1万円以下で購入できます。

●サーバ電気代コスト
サーバのランニングコストで考えますと、
こちらのサイトにありますので参考に。24時間フル稼働させますと

・デスクトップPCが1500〜2000円/月程度。300W前後
・ノートPCが1000円/月弱。100W弱
・玄箱+HDDが300円/月。15W
・普通のルーター、Sheevaplug(HDD無し)が150円/月。8W

全然電気代違いますよね。
同じHDD乗せるとしても非常に安価です。
でもHDDの電気代って意外と結構かかりますね。
耐久性でお勧めしませんがメモリカードかSSDが低電力です。
300円/月で24時間フル稼働サーバを立てるとしても
機能代効果を考えますとそれ程気になる電気代ではありません。

Kapperの家のXeon 2Wayが450Wなので2500円/月相当ですw
まあ2台Corei7動かすより安価ですが、、、、全然償却できませんけどねw
導入価格差を考えますと実際2年位かかりますでしょうかw
まあそれでも1200W相当のセラミックファンヒーターに比べれば、
ってあいつら電気代食いすぎですよねw
Kapperの家の暖房器具が60Wの電気毛布一つ実稼動である事を考えますと
とっても環境に優しくない代物である事は間違いないですw
(旧式エアコンやセラミックファンヒーターありますが使いませんw)

●サーバ屋さんの原価推定
でサーバの初期投資を考えますと

・商用ブレードサーバ(12.7TB)、約150万円〜
・汎用ブレードサーバが750GB、約15万円〜
激安PCサーバが160GB、約2万円〜
・玄箱が本体1万円+HDD5000円で400GB、約1.5万円。
・LinkStation(400GB)、Sheevaplug(512MB)が約2万円以下。

+電気代、部屋代、回線費用、人件費他って所でしょうかね。
HDDなんて後設計ですが、スペック無視して設備費+電気代/HDD容量って考えますと
ファイルサーバとして使うならやはり玄箱かLinkStationが非常に安価です。
激安サーバはスペックがそこそこあるので、負荷率次第では十分お得です。
自己回線費、容量を考えますと自宅サーバが圧倒的に優れております。
ただしレンタルサーバ屋さんから考えますと、固定費
 コスト=PC+回線費(→HDD容量)/ユーザー数
なのでユーザー数があれば場所を取らなくてHDD容量が大きく多重処理スペック、
冗長性が高いサーバが非常に好まれます。Xeonが多いはずです。

所が特に個人に大評判のロリポップさくらインターネットを見ますと、
低容量の場合は150円/月(さくらサーバ:500MB)、263円/月(ロリポップ:1GB)
と非常に格安です。電気代より安いです。
ここがコスト試算の分かれ目でしょうか。
ファイルサーバとして使うか使わないかが大きい所でしょう。
またドメイン確保、常時接続、開放しない方には大きなメリットがあるかと思います。
多分PCサーバに大容量HDDを詰めるだけ積んでユーザー数で割った価格かと。
容量が大きくなるにつれ飛躍的にコストUPしますけどね。
冗長性を考えると無停電電源やRAIDも配備しているでしょうが。
さくらサーバの専有サーバはATOMのMINI-ITXでしょうかw
もろPC屋さんで買ってきた安価マシンそのままですね。
殆ど管理扱い費用ですなw

 PC原価2.5万円/12ヶ月+電気代500円?+回線費用10万円/ユーザー数
 +管理費5名:45万円・月/ユーザー数

って考えますと原価3500円/月程度でしょうか。
規模次第ですが7500円/月もそれ程大きく間違っておりません。
管理費をさっぴいたとしても個人自宅でPCサーバ屋さんをやろうと思う
ニートの方々もいらっしゃるかと思いますが、規模が伴わないと
利益が出そうにありませんね。さくらには勝てません。
激安PCサーバはもう既に使われてますし。

確か名○大学では昔学生時代、IPアドレスとDNSの申請しに行った際に
サーバ室の棚にMAC G5が100台おいてありました。
MACかよ。PCサーバかブレードサーバじゃねーのかよ、と当時大笑いしましたw
場所と初期投資のコスト管理が甘い大学ならではですw


まあこんな感じで、次回はLinux関連を検討します。
それではまた。



現在鋭意作成中!!!

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