タッチパネルの操作の改善
Lv:3, 必要なもの: root権限でテキストエディタを開く能力
root権限で次のテキストを、/etc/hal/fdi/policy/preferences.fdiの、 最後の行にある</deviceinfo>の直前に追加する。
<device>
<match key="input.x11_driver" string="evtouch">
<merge key="input.x11_options.movelimit" type="string">1</merge>
<merge key="input.x11_options.longtouchtimer" type="string">1</merge>
</match>
</device>
最後に、再起動してください。
上記2つのソフト共にフルスクリーン動作がおすすめです。
●Netwalkerでradiko再生
今回も再び2chより拝借。
これもそのうち消すかも。
コロコロ変わるradikoの仕様が変わると聞けなくなるかも。
rtmpdumpで落として、ffmpegでエンコしてaplayで再生。
各パッケージが必要です。aptitude必須。
下記のやりかたで動作した様です。
こちらのサイトに詳しく書いてあります。
Netwalkerに入っていないmplayer仕様ですが一部書き換えれば良いかと。
rtmpdumpとmplayerを使って radikoを聴く(その2)
コンソールで radiko.jp を鳴らす &
録音する
多謝。
393 名前:login:Penguin[0] 投稿日:2010/05/29(土)
00:49:12 ID:zq1XTEwO
>>392
これで聞けてるよ。rtmpdumpは2.2を使用中。
rtmpdump
-vr ?
rtmpe://radiko.smartstream.ne.jp/TBS/_defInst_/simul-stream ?
live=1
-f "WIN 10,0,22,87" -o - | ?
/usr/bin/ffmpeg -y -i - -vn -f au -
2>/dev/null | ?
/usr/bin/aplay
●モバイルUbuntu、NetWalker登場 Youtube再生 Firefox高速化編 その31
最近マニアックなネタが続いている
とのご指摘を頂きましたので今回はYoutubeネタにします。
今更ですがNetwalkerでYoutubeXLより動作再生をテストしました。
今回はブラウザはfirefoxを使用しました。
徹底カスタマイズすればほぼフルレートで再生できます。
Yutubeがストリーム再生できればNetwalkerの幅が大きく広がります。
Firefoxの高速化も含めネタにします。
情報感謝です。
○Netwalker上でのYoutube再生
NetwalkerにはシャープよりFlash
Lite3プラグインが出ており、
Flashプレイヤー対応しておりますが、Youtube本体自体が
09年秋以降、Flash9以降のみ対応となってしまい
NetwalkerのFlash
Lite3で再生できなくなってしまいました。
でも2chやネットで情報があり、YotubeXLで再生出来る事が分かっています。
ただ、やはりYoutubeは重くプチプチ落ちます。
そこを何とか軽量化しようというのが今回のネタです。
http://www.youtube.com/xl
○Youtube再生、高速化検討
Netwalker初期状態ではCPU負荷が結構苦しいとおもいますので、
それを一個づつ順番に検討します。
1.Netwalker自体の軽量化
まずネットに接続し、Netwalkerのベースを軽量化します。
やる事が多いので今回は割愛しますが下記Kapperのサイトを参考下さい。
Gnomeそのものを軽量化しても良いですし、WMを切り替えても良いです。
特に不要な自動起動やデーモンは落としておきましょう。
Netwalker実験所
2.Firefox
3.6.3のインストール
Firefoxは最近のブラウザ競争の影響よりバージョンアップに伴い高速化が進み、
最新バージョンはかなり速くなっております。
LucidかPPAよりダウンロードして更新しましょう。
ARM用firefox
3.6を参考下さい。
3.Flash Lite3インストール
シャープのサイトよりFlash
Lite3をダウンロードします。
解凍して出てきたinstall.shを実行します。プラグインのフォルダにコピーされます。
ここで注意点はPermissionの関係でFlashがロックされる事があります。
確認する為にはFirefoxを端末上から立ち上げて
YoutubeXLのサイトを開いてみましょう。
permission
deniedと出てきたらそれです。
とりあえず下記を入力してファイル権限を切り替えましょう。
sudo chmod 777
/usr/lib/mozilla/plugins/libflashplayer.so
sudo chmod 777
/lib/flashviddec_on2.so
sudo chmod 777 /lib/flashviddec_sorenson.so
sudo
chmod 777
/etc/skel/linux.hcf
権限を777にする必要は全くありませんので各自の自由にて。
端末から起動した際にFlashサイトでpermission
deniedと出てこなければOK。
とりあえず再生できる様になったはずです。
4.Firefox高速化
Extentionインストール
ここからがKapperのテクニックのみそ。
細かい作業は面倒なのでまずFasterfox
Liteをインストールします。
入れるだけで簡単に高速化できるので助かります。
高速化の為、メモリキャッシュを贅沢に使っても良いと思います。
参考はこちらにて。
Fasterfox
lite
また最近出てきましたLow Quality
FlashのExtentionをインストールします。
これを入れますとFlashの軽量化、高速化が可能になりまして、
ギリギリのスペックのNetwalkerでは大層重宝します。
特に動画再生では安定化に貢献します。
是非入れてみましょう。
Low Quality
Flash
ただし十分に軽量化できている環境化では問題なく再生できるかもしれません。
気になったら使ってみてください。
5.Firefox他ディスクキャッシュ最適化
前回のブログでもご紹介しましたが、Firefoxのキャッシュを
メモリにおく事でFirefox他高速化、SSDの長寿命化になります。
詳細は割愛しますが下記参照下さい。
モバイルUbuntu、NetWalker登場
軽量化 ディスクキャッシュ SSD最適化1編 その30
またFirefox自体のキャッシュ容量とメモリも余裕を持っておきましょう。
キャッシュを100MB程度、メモリ確保の為にアプリは出来るだけ落としましょう。
6.Youtube
XL再生
FirefoxからYoutubeXLのサイトを立ち上げて
目当ての動画を再生してみましょう。
ストリーミング読み込み中にはプチプチ止まりますが、
完全にダウンロード読み込むと問題なく動作するはずです。
Kapperの環境ではCPU負荷約60%前後とまだ余裕があります。
残念ながら全画面表示にした場合、止まるので諦めましょう。
問題なく再生できるはずです。
○まとめ
快適にYoutubeXLが再生出来るようになりましたでしょうか。
ここまでさくさくだとNetwalkerも侮れません。素晴らしいです。
ニコニコ動画は再生できませんがこれでNetwalkerの課題はかなり無くなりました。
これほど環境に手を加えなくても大丈夫かもしれませんが、
プチプチ止まったりするのが減りますので
是非試してみて下さい。
Kapperは把握できておりませんが、
Firefox高速化の手段はまだまだ沢山ありますので
少しづつ試してみたいと思います。
Chromium-browserでもmidoriでも十分高速化出来るはずです。
それでは、快適な動画ライフをどうぞ。
●モバイルUbuntu、NetWalker登場 軽量化
ディスクキャッシュ SSD最適化1編 その30
今回は前回にも2chから転載してメモしましたが、
ディスクキャッシュの調整含めSSDの最適化検討しました。
NetwalkerはSwapが標準状態では無い為、メモリ開放されやすいですが、
かと言ってモバイル端末向けにカスタマイズされているかと言いますと
全くそんな事はありません。標準のUbuntuのままです。
ディスクアクセスを減らしメモリ駆動を高める事で
動作は少し高速化しますし、SSDやMicroSDのアクセスを減らす事で
消費電力も僅かに減らせます。
勿論本来のSSDの長寿命化にも効果があると思います。
是非試してみましょう。
○ディスクキャッシュ設定ベース
前回にも貼りましたが2ch
Linux板よりコピペ。
こいつをベースにNetwalker向けに改造します。
多謝。
うちのメインを以下のような設定にしてる。
1.
/tmpをtmpfsに
2./や/homeのマウントにnoatimeをつける。
3.swapを別HDDへ
4.swap頻度を減らす
5.$
sudo gedit /etc/sysctl.conf
vm.swapiness = 10
vm.dirty_writeback_centisecs
= 1000
を追記
6.locate用のcronをdailyからweeklyに移動する。
sudo mv
/etc/cron.daily/mlocate
/etc/cron.weekly/
7.Firefoxのキャッシュを「/tmp」に置く
8./var/tmpと/var/logを別HDDに移動(/mnt/sdd5/var以下へ)
9.homeフォルダ内の一部を別HDDに移動してシンボリックリンクを張る
/home/show/.filezilla
/home/show/.jd
/home/show/.mozilla
/home/show/.mozilla-thunderbird
/home/show/.thumbnails
○Netwalkerでの設定
まず1.の設定。
詳細はこちら、こちら、こちらとこちらより参考願います。
3.のSwap設定については通常NetwalkerにはSwap無いので割愛。
大変感謝です。
・tmpfsの作成
/tmpをメモリに確保する。
sudo
gedit
/etc/fstab
fstabに5行下記を追加します。
tmpfsに色々登録して詰めすぎるとメモリが無くなるので注意。
tmpfs
/tmp tmpfs defaults,noatime,mode=1777 0 0
tmpfs /var/tmp tmpfs
defaults,noatime,mode=1777 0 0
tmpfs /var/log tmpfs
defaults,noatime,mode=1777 0
0
・noatimeのオプションの設定
ファイルアクセス時間を記録しないようにする。
sudo gedit
/etc/fstab
fstabに下記のnoatime,commit=30を2行追加します。
ubi0_0 / ubifs
defaults,noatime,commit=30 0 0
・仮想メモリの設定
仮想メモリの設定にはsysctl.confに追記します。
sudo gedit
/etc/sysctl.conf
vm.swapiness = 10
vm.dirty_writeback_centisecs =
1500
vm.dirty_background_ratio = 5
vm.dirty_ratio =
10
の4行を追記
・Firefoxのキャッシュを「/tmp」に置く
上のtmpfsの設定を先にする必要があります。
Firefoxを起動し、アドレスバーに以下を入力。
about:config
画面表示の警告をクリックしたら右クリックし、
「新規作成」→「文字列」
を選択。ポップアップ画面表示が出ますので
項目にbrowser.cache.disk.parent_directory
値に/tmp
を入れてFirefoxを再起動します。
○まとめ
ざっくりですが一応纏めてみました。
確認、検証はゆっくりやります。
パッとみはそれ程変化が無いかもしれませんが、
ジワリと効果が出てくるはずです。
特にFirefoxのキャッシュ設定は。
設定注意して是非試してみて下さい。間違えないように。
これも自己責任で。
それではまた。
●モバイルUbuntu、NetWalker登場 軽量化 readahead検討編 その29
皆様のNetwalkerは快適でしょうか。
今回はよい結果になりませんでしたが、
Linuxの特徴のひとつのreadaheadを検討しました。
karmicやLucidの売りであるsreadaheadとureadaheadは
テストしましたがutil-liunuxのバグがあり使えませんでした。
直ったらテストしますね。
○readaheadとは
Ubuntuは高速化を目的としまして、
起動時の短縮、動作読み込み速度改善として
先行読み込みキャッシュとしてreadaheadが使われております。
わかりやすい説明はこちらです。
原理は起動時およびGUI立ち上げ時によく使うファイルを設定ファイルに記入し、
先読みしてメモリに保存しておく事で先読み高速化を行うシステムです。
システム上にデーモンとして常駐を行う事で動作します。
Ubuntuの売りのひとつでキャッシュコントロールの一つとして重宝されております。
Karmic以降ではSSD向けに改良してsreadahead、
高速ブート用としてureadaheadが搭載されております。
残念ながらJauntyベースのNetwalkerにはreadaheadしか移植されておりません。
○Netwalkerでのreadahead
実はreadaheadはCDブート、USBと言った低速ストレージ向けでありまして、
Netwalkerの様な高速SSD向けに設計されている訳ではありません。
CDブート系では読み込みラグが大幅に短縮されますので重宝しますが、
むしろSSDの場合読み込み負担が増える可能性もあります。
またデーモンを常駐させますので、不要なCPU負荷、メモリを消耗します。
常駐ってのが厄介なんですよ。
Netwalker上でreadaheadで先読みされるファイル一覧の設定は、
・/etc/readahead/boot 710行
・/etc/readahead.d/desktop 281行
の中に、下記が登録されております。
1.コマンド(の実行イメージファイル)
2.ライブラリ(各コマンドからローディングされる頻度の高いもの)
3.設定ファイル
どれも重要ファイルですが小さいものばかりです。
また普通に使わないものも多数ありまして、
実際に使い、また更に効果的になるのは非常に少ないと思います。
外してみました。
sudo
sysv-rc-conf
にてreadahead、reahahead#の
2項目をコメントアウトしましょう。
Gnome上、readahead動作
・メモリ 96.3MB
・CPU 3%
↓
Gnome上、readahead停止
・メモリ 95.8MB
・CPU 3%
readaheadの読み込み量も実は僅かだと言うことがわかります。
大して違いは無い様な気がします。
外した所による動作速度もメモリも。
Firefoxとかを追記しましたが、ブートとは関係ない様で
動作速度が速くなるという事はありませんでした。
○readahead
VS
preload
readaheadは起動時のランダムシーク対策の速度改善として小物中心、
preloadは大物アプリの起動速度、キャッシュ効果による動作改善。
SSDベースの環境ではpreloadの方が確実に効果が出るかと思います。
マルコフ演算にて設定してくれる分だけ手間も減ります。
Kapperはpreload主体でキャッシュを使うことにします。
とまあ、今回はあまり効果が出せませんでしたが、
常駐物を一つ外せる様になっただけでしょうか。
SSD対応のureadaheadがNetwalkerでも対応して欲しい所です。
それではまた。
●モバイルUbuntu、NetWalker登場 軽量化 超軽量WM
JWM導入編 その28
GWの2個目のネタとしてNetwalkerに最軽量WMのJWMを導入しました。
JWMはPuppyLinuxの軽量Linuxにも標準採用されており定評があります。
今回は導入内容をブログにします。
○JWM導入
JWMはFluxboxと共に最軽量の部類に入りますが、
欠点として設定ファイルが.jwmrcファイルを
CUI手入力する必要がありまして慣れるまで非常に面倒です。
その代わりに軽量カスタマイズが可能です。
KapperもJWMを使う機会があまりありませんでしたので、
松本氏のブログ、"MacintoshでUbuntu"より.jwmrcファイルをパクリ流用させて頂きました。大変感謝です。
(現在は松本氏のブログが"Ubuntuのある日々"に移転されております)
Kapperがカスタマイズしました.jwmrcファイルを
置いておきますので参考までに是非試して見て下さい。
こちらです。
適当に手を加えただけですので各自アレンジ願います。
無線LANを繋ぐにはWifi
Network
Applet(nm-applet)を実行下さい。
導入方法は下記の通りとなります。
・JWMパッケージインストール
sudo
aptitude install jwm
・JWMのGDM設定ファイルコピー(Jauntyパッケージのバグの為)
sudo cp
/usr/share/jwm/xsessions/Jwm.desktop
/usr/share/xsessions/
・デスクトップ設定ファイル.jwmrcファイルのコピー
ホームフォルダにコピーしてください
cp
(ファイルの場所)/.jwmrc
/home/(ユーザー名)
・ログアウトし、セッションでjwmを選択、ログイン
○JWM導入後
立ち上げる前に無線LAN用のnm-appletの設定をGNOMEで先に行っておいて下さい。
(まだKapperのファイルにはそこまで作りこんでおりません)
nm-appletを実行しますと自動的に無線LANに繋がるはずです。
松本氏の作成した.jwmrcではnautilusをベースに作られており、
壁紙、デスクトップをGNOMEに似せて作られております。
GNOMEに慣れた方はこちらの方が使いやすいのではないでしょうか。
早速、起動時のメモリ状態を測ってみます。
前回までのデータと整合させる為、システムモニタとconkyにて測定しました。
GNOME
Conky測定
初期消費メモリ 初期CPU負荷率
・94.09MB
4%
システムモニタ測定
初期消費メモリ 初期CPU負荷率
・99.3MB 62%
↓
JWM
Conky測定
初期消費メモリ 初期CPU負荷率
・60.11MB
2%
システムモニタ測定
初期消費メモリ 初期CPU負荷率
・65.5MB
58%
○使ってみて
無線LANとGUI周りの細かい所が面倒なのを除きますと
おおむね軽量な上、nautilusと連携が取れる様に
設定してありますので使い勝手はそこまで悪くないです。
(Nautilusが嫌いな方は.jwmrcから削除して下さいな。)
メモリの消費量も大幅に削減できますし、さくさく動作します。
ただもうちょっとカスタマイズする必要がありそうです。
是非使いこなして見てください。
こうやって細かくカスタマイズしていきましょう。
それではまた。
●モバイル Ubuntu、NetWalker登場 動画再生高速化
Totem最適化1編 その27
他のサイトでも既に報告出ておりますが、
Netwalkerの悩み所の一つでありました動画再生を
Totem環境を見直す事により、少し高速化の調査しましたので
今回のブログにて報告します。
結論は簡単な事かもしれませんが検証に結構時間が掛かりました。
○Totem高速化方法
方法としては下記の通りです。先に報告しますね。
理由と目的は以降でご報告します。
色々と弊害がある様なので自己責任で。
・アプリ、プロセス、アプレット、スクリーンセーバー他
バックグラウンド処理を可能なかぎり落とす。
(CPU負荷、リソースを確保するためです)
・Pulseaudioを削除する
sudo
aptitude remove
pulseaudio
・システムー設定ーサウンドの「楽曲と動画」より
サウンドドライバの設定をALSAに切り替える
・再起動する
○Totem高速化経緯
実はLucid環境に切り替えた際にTotem動画再生が
高速化する現象がありまして一足先に恩恵をうけておりましたが
再現及び検証できずにおりました。
今回その理由を調査、再現できる様にしました。
目的は下記の2点です。
・動画高速化の要因を調査する
・Jaunty環境でも再現できるかどうか検証する
色々試して見ました。
○Netwalkerの動画再生メカニズム推定
まずはNetwalkerの動画再生メカニズムがなんなのかを
Conkyを用いて負荷測定を行いながら要因推定を行いました。
Netwalkerには動画再生支援のNEONがありますが、
これも挙動が明確ではない所もありますので一つの乱数要因となるかと思います。
・動画再生の際に処理落ちする状況
・動画再生の際に同時起動しているアプリ
Conkyで見てみますとTotemで再生時に
高負荷で有名なPulseaudioが7?10%位の負荷で平行して動いております。
またNEONが動画支援しているにもかかわらず、再生時には
大きくCPU負荷が変動しており、負荷が100%の段階で処理落ちします。
つまり演算系はともかく画像描写他と音声はCPUが負担しており、
CPU負荷を軽くすることが出来れば高速化するだろうとの発想です。
○Netwalkerの動画再生テスト
まず怪しいPulseaudioを切り替える事から考えます。
Totemの設定はGnome側にて一括されておりましてサウンドドライバは
システムー設定ーサウンドの楽曲と動画にて設定できます。
サウンドドライバの設定をALSAに切り替えまして、
再度Totemで再生します。が、プロセスにまだPluseaudioが残っています。
色々試してみたのですが結局切り離し出来ませんでした。
やりたくありませんでしたが最後の手段としてPulseaudioを削除します。
Totem再生中にPulseaudioのプロセスが無くなりました。
7?10%のプロセス分、動画再生が速くなりました。
○サウンドドライバを検証する
サウンドドライバは標準では下記の通りありましてチェックしました。
・自動検出
・imx-3stack(SGTL5000)(ALSA)
・imx-3stack(SGTL5000)(OSS)
・imx-3stack(SGTL5000)(OSS)
・Bluetooth
・ALSA
- Advanced Linux Sound Architecture
・OSS - オープン・サウンド・システム
・PulseAudio
サウンド・サーバ
結論としてはOSSとTotemは相性が悪いのでALSAが最適かなと思います。
PulseAudioを削除した後ですと自動検出でも、
自動的にALSAが選ばれる様です。
一応負荷率をConkyと「テスト」でチェックしましたが
ALSA
60?62%、OSS 58?70%
とALSAの方が安定しておりました。
他のサウンドドライバ、サウンドサーバも試して見たいですが、
もうちょっと調べてから検討します。
○その他表示関連
動画のGUI表示関連についても色々試してみたのですが、
あまり改善結果は見られませんでした。
試しましたのは字幕表示、表示スクリーンサイズ、アスペクト比、
サイドバー表示関連です。
フルスクリーンにすると多少安定します。
安定?そうです高速化する訳ではありませんw
他のアプリの表示関連やマウスカーソル負荷が減るだけですw
そりゃフルスクリーンの場合マウス動かしませんしw
またWindowManagerをGnomeからFluxboxやLXDEに切り替えても見ましたが、
意外にもLucid環境で見られました様な改善は見られませんでした。
Jaunty環境で構成される他ベースプロセスではそれ程、動画負荷を
大きく変えられないかもしれません。
これ以上は動画再生のコアであるAlsaやlib等の再生ベースの
バージョン、負荷を切り替える必要があるのでしょうか?
例えばLucid環境などのバージョンアップとか。
全く腑に落ちません。
大事な所が抜け落ちている感じがしてます。
Lucidに関しては次の課題として別途検討します。
とまあ、思いつく程度のチェックを簡単にしてみました。
次は違うアプローチを調べてみようかなと思います。
Kapperの経験上、もう少しだけ動画再生は速くなるはずです。
それではまた。
●モバイル Ubuntu、NetWalker登場
体感速度高速化 Preload、Gnomeメニュー短縮編 その26
Ubuntu
LuicdのRCが登場しましたね。
これからのアップデートはバグフィックス中心になります。
今回はまたもやGnomeの体感速度アップ編です。
今度はまた別のアプローチにて体感速度を改善しようかな、
という事でブログにします。
中身はUbuntu
Weeklyからの転載ですが、
Netwalkerで使う際に設定が異なるので試行錯誤しました。
情報源はこちらのUbuntu
Weeklyからです。
大変感謝です。
○GNOMEのメニュー表示待ちの短縮
こちらはUbuntu
Weeklyそのままですが、
Gnomeを標準で使っている方はメニューを開いた際に
一瞬動作が止まって表示に時間が掛かります。
これ結構イラっときますよねw
わざわざ読みに行ってるんだろうなというのは感覚では分かりますが、
UbuntuWeeklyによるとこれ実は初期設定でワザと待ちを設定してあるそうですw
低スペック向け設定だそうですが、Ubuntu推奨スペック以上の能力のある
Netwalkerには全く必要ありません。解除してしまいましょう。
端末で下記の通り実行して、再ログインします。
echo
gtk-menu-popup-delay = 0 >>
?/.gtkrc-2.0
メニューを開く際に待ちが無くなりキビキビ動作してくれます。
気持ち体感速度UPは相当なものです。実は騙されていた事が分かりますw
プロセスもメモリの消費量も殆どゼロに近いレベルなので
是非試して見て下さいな。意外とビックリしますw
○Preload、アプリ立ち上げ高速化
Linuxではアプリ起動後に実行ファイルをキャッシュに
残す性質?があるらしく、2回目や3回目起動時は立ち上がりが早くなります。
(勿論メモリを少し消費してしまいますが)
3回位繰り返して立ち上げますと、大体半分くらいの時間になります。
それであればよく使うアプリを先に読み込んでおけば、
初回からアプリを高速起動が出来るのではないか、
と言う発想でpreloadというプログラムで体感速度UPが出来ます。
詳細はこちらも参考下さい。
まずは試してみましょう。インストールはこちらです。
sudo
aptitude install
preload
色々試した結論ですが、通常のUbuntuとNetwalkerでは
設定が違いますのでそのままでは機能しません。
sudo
gedit
/etc/preload.conf
と実行しまして設定を変えます。見てみますと
なんと初期設定がキャッシュ0MBになってましたw
設定前
cycle
= 20
minsize = 2000000
memtotal = -10
memfree = 50
memcached =
0
processes = 30
↓
設定後(Kapperのテスト時)
cycle = 20
minsize =
200000
memtotal = -10
memfree = 100
memcached = 30
processes =
30
ようはminsize= ?byteサイズ以上の実行ファイルを、
memfree=
?%までの最大メモリを使い、
memcached= ?%のメモリまでを確保し、processes =
?数アプリまで
実行するという設定になります。
minsizeが消費メモリやプロセス負荷率等ではなく、
実行ファイルのサイズと推定されまして、
ライブラリ等を含めた大きさでないのが注意です。
(標準ですとOpenoffice.org程度しか反応しません)
思い切って最小サイズを小さくしてみます。
どうせマルコフ演算で優先順位が決まりますので。
sudo
preload
にて実行した後、適当に数回繰り返しアプリを立ち上げます。
再起動してpreloadを実行してみますと、conkyで見た限り
登録されたアプリの分だけ数秒間preloadより初回時読み込まれます。
ps
-axで調べてpreloadがちゃんと起動しているかどうかは確認しましょう。
使われるメモリは大体メモリ10MB相当でしょうか。
timeコマンドで起動速度を計ってみました。
?$
time firefox
前 後
real 0m24.355s real 0m12.774s
user
0m11.810s → user 0m6.730s
sys 0m6.370s sys 0m2.050s
?$ time
openoffice.org
real 0m12.143s real 0m5.492s
user 0m0.110s → user
0m0.060s
sys 0m2.400s sys 0m0.930s
?$ time chromium-browser
real 0m13.779s real 0m9.358s
user 0m2.730s → user 0m2.480s
sys
0m2.880s sys 0m1.340s
?$ time totem
real 0m10.619s real
0m9.184s
user 0m4.860s → user 0m4.800s
sys 0m3.450s sys
0m2.580s
半分と言われると結構苦しい所はありますが、
なんとか体感できる程度には速くなります。
Netwalkerは比較的高速なSSD搭載なので実はあまり改善しません。
MicroSDやUSBから実行する際にはもっと速くなるのではないでしょうか。
ファイルそのものをキャッシュするreadaheadもありますが試していません。
モバイル機器として考えた場合には、キャッシュ効果を利用すると
小刻みにスムーズになるのではないでしょうか。
実はこれも何度か立ち上げ直して使うと、もちょっと速くなります。
CPU負荷はそれ程変化しませんがメモリは消費します。
体感速度がUP出来ればそれでも良いかなとKapperは思います。
地道な改善ですが、チリも積もれば快適になります。
Netwalkerの高速化はまだまだこれからです。
ネタが続けばよいですが、それではまた。
●モバイル Ubuntu、NetWalker登場 動画再生高速化 Lucid
SMPlayerテスト編 その25
NetwalkerのLucid環境にて
新規パッケージが多数ARMに対応して増えております。
今回はその中に追加されました、動画再生ソフトの
MPlayerとフロントエンドのSMPlayerについてネタにします。
栄光あるMPlayerと言えども入れただけではもっさりです。
試した限りでは設定次第でZaurusの様に相応に早くなりそうです。
○Lucidのmplayerについて
ご存知Netwalkerは標準ではJanuty環境であり、
MPlayerがARMにはまだポーティングされておりません。
ただしLucidにはMPlayerとフロントエンドSMPlayerが移植されておりまして
Netwalker上でMPlayer再生が可能となりました。
インストール方法はLucid設定にして
sudo
aptitude install mplayer
smplayer
だけです。
詳細は過去にもブログにしていますので割愛します。
aptitudeやapt-getを使えばパッケージ数が表示されますが、
NetwalkerのJauntyのパッケージを確か28,000としますと
Lucid環境にした場合+7,000のパッケージが
新規に使える様になっております。
Lucidがαからβ、RC1へと開発が進むにつれて
現在進行形でポーティングが進んでおりまして、
その中のMPlayerもその一つです。
LucidにてMPlayerを楽しんでみましょう。
○MPlayerテスト結果
MPlayerはZaurusの頃からCorePlayerには劣るものの
Linux上の伝説的な動画アプリとして革新を遂げております。
Zaurus上では阿川さんの最適化のおかげで、
唯一無二の動画アプリとまで進化しておりました。
期待は高まりますが、実際はNEON対応しているかどうか不明です。
多分コンパイル時点にてあれこれしないと無理かもしれませんが。
まあとりあえずそのまま動かしますが相当のもっさりです。
せっかくSMPlayerのフロントエンドがありますので、
キャッシュサイズやバッファリング他を調整しますと
見違える様に早くなります。しかしTotemには及びません。
処理落ちする所は処理落ちします。
Conkyにて測定しますと、Kapperの軽量化対策環境下でも
X.org含め5?15%のバックグランドプロセスがあり、
MPlayerには85%前後までしかプロセス渡せません。
どうやらCPU負荷率100%になると、処理落ちしてしまう様です。
Totemの場合同じシーンを再生してもプロセス負荷率はMPlayerより小さいです。
Totemの場合はGSTreamerとPulseAudio主体なので、
再生プロセスが全く違いますけれども。
ここの所はまだ検証必要ですね。
実は恥ずかしながらKapperはMPlayerにはそれ程詳しくありません。
残念ながらMPlayerではTotemにまだ勝てません。
もうちょっと勉強してから考えます
それではまた。
●モバイル Ubuntu、NetWalker登場 軽量化
Gnome向け WindowManager最適化編 その24
今回もGnomeを使っておりますNWユーザーを対象に
山ほどあるGnome上のWindow
Managerをテスト、選別する事で
最適化、高速化をブログにします。
今回も特に特殊な事はしませんが参考までに。
○Gnome上のWindowManager
Linuxの標準GUIでありますX
Window(X.org)には
画面表示やウィンドウ配置、外観設定を行う為の
ウィンドウマネージャというシステムソフトウェアが入っております。
現在のGnomeの標準は設定項目の少ないシンプルなMetacityが採用されております
設定がシンプルというのが必ずしも良いわけではないので賛否両論となっております。
Gnome3.0以降ではMutterが標準になっております。
当然WindowManagerはそれぞれの特徴と機能があり、
負荷率が変わってきます。
今回はWindowManagerをテストしてNW向けに軽いものを選ぼうという趣旨です。
○WindowManagerテスト
Gnome対応のWindowManagerはSawfishやらMetacityやら
数え切れないくらい沢山ありますので、
採用数の多いものに絞ってテストしてみます。
機能やGUIデコによる好き嫌いは今回考慮しません。
環境はJaunty環境+Lucidアプリ追加上で前回のブログの延長上でありまして
自動起動アプレット、デーモン調整他を実施済み環境です。
元々のJaunty標準環境よりも削りこんであります。
数値に差が小さいですが参考までに。
E16環境とOpenBox環境はJauntyでは設定が必要なので
リンク先を参考下さい。
初期消費メモリ 初期CPU負荷率
・Metacity
103.9MB 63%
・OpenBox 99.2MB 58%
・E16
102.5MB 60%
・Mutter 測定中
・Compiz
測定中
変化の値は一見小さいですが、Gnome環境を保持したままXfceより軽量化出来ております。
特に標準のMetacityは動作中にCPUプロセスを食うらしく、
OpenBoxに切り替えると動作感覚が若干軽くなり、変化します。
特に継続して重い負荷を掛け続ける動画再生では
体感できる程度には軽量化できます。
Totemの動画環境も処理落ちがかなり少なくなります。
今回もかなーり地味ですがこういう所の積み重ねで、
ARM
Linux及びNetwalkerを使いこなしていきましょう。
雑な作りであまりにも手間が掛かりすぎるのがUbuntuの難点でしょうか。
軽量化ディストロが多様化していないARM環境では、
利便性改善は今の所ユーザーの頑張り次第です。
KapperのNWは既にもっさりから脱出しましたw
それではまた。
PS1.Openboxに切り替えた際にps
-axでまだMetacityが動いていました場合、
下記のコマンドでOpenboxに切り替えてください。
システム-設定-自動起動するアプリ
で、新しいアプリを右にある「追加」選びまして
下記のコマンドを追加、自動実行させて下さい。
詳細は下記のサイトより参考しました。
*
名前: Openbox
* コマンド: openbox --replace
●モバイル Ubuntu、NetWalker登場 軽量化 Gnome自動起動アプレット編 その23
今回は少し趣きを変えまして、
現在でもGnomeを使っておりますNWユーザーを対象に
Gnomeの自動起動アプリを減らす事で
高速化をブログにします。
特に特殊な事はしませんが参考までに。
○Gnomeの自動起動アプリ
Gnomeにはdaemon以外にもパネルアプレットを
中心としまして自動起動する設定があります。
daemonの設定は以前しましたよね。
設定方法はGnomeの上ランチャーにあります
・システム-設定-自動起動するアプリ
を立ち上げます。すると幾つかの項目が出てきます。
・Desktop
initialize
・Gnomeキーリングのデーモン
・Gnome設定デーモン
・Indicator
applet
・Seahorseのデーモン
・アップデートの通知
・タッチクルーザーインジケータ
・ユーザ・フォルダの更新
・視覚支援
・電源の管理
この中で使わないものをはずしましょう。
一見便利なものですが常駐までする必要はありません。
Kapperの場合、
・アップデートの通知
・タッチクルーザーインジケータ
・ユーザ・フォルダの更新
・視覚支援
を外しております。
電源管理も外しても良いかなと思いますが、
流石に持ち運びで不便かもしれませんので残しております。
アップデートの通知も常駐物としていらないと言えばいらないです。
Gnome起動後の10秒程度で負荷100%になり止まるのは恐らくこいつです。
Lucid環境には役に立ちませんし。
これで多少軽くなります。
前から少し手を加えていますのでデータは参考程度と思って欲しいです。
初期消費メモリ 初期CPU負荷率
設定前
125.8MB 68%
↓
設定後
114.5MB 64%
Kapperは全くお勧めしませんが、
下記のここら辺まで減らすと実はここまで落とせます。
一応外したら死ぬという事は多分ありませんが。
参考までに。
・Desktop
initialize
・Gnomeキーリングのデーモン
・Gnome設定デーモン
・Indicator
applet
・Seahorseのデーモン
・アップデートの通知
・タッチクルーザーインジケータ
・ユーザ・フォルダの更新
・視覚支援
初期消費メモリ 初期CPU負荷率
設定前
125.8MB 68%
↓
設定後
101.3MB 62%
かなーり地味ですがこういう所の積み重ねで、
ARM
Linuxは軽量化していくしか無いのかもしれませんね。
削りに削ればきっと見違える様に軽くなります。
それではまた。
● Netwalker ネットタブレット 新型PC-T1登場
Netwalkerの新型PC-T1が公開されました。
タブレット型のUbuntuです。
ちょっと予想外でしたね。
まあシャープがNetwalkerを継続する事が分かって
Kapperとしては嬉しい限りです。
○PC-T1スペック、感想
シャープ公開の情報はこちら。
PC-Z1との変更点は、
・キーボードレス化し280gに軽量化
・バッテリ交換式になりUSB給電可能
・Bluetooth標準対応
・辞書コンテンツを内臓メモリに標準搭載
でしょうか。基本的には殆ど変わっておりません。
ただ標準状態ではこのヘビー級もっさりフルPCマシンに
どの様なユーザー層を想定しているのか気になります。
4万7千円はちょっと高いかもしれませんね。
Netbookの代替利用なら想定上として実用には問題ないでしょうが、
ATOMとのスペック対比で劣る事より実際シェアは取れてませんね。
またCUI設定をペンでやるのはLinuxの想定外でしょうし、嫌です。
FirefoxやOpenoffice.org、Thunderbirdをペンで使うのは想像しにくいです。
辞書マシンにしては過剰スペックだしBrainにはコスト的に勝てません。
動画、Flashマシンにしても決してLinuxは得意ではありません。
フォトフレームとしては、論外でしょうか。
結局はPDAの延長上になりそうですね。
iPhoneやiPadに対抗できるかというと無理です。
UbuntuはあくまでPCの延長上に過ぎないんですから。
またOSのJauntyは今年の10月にサポートが切れます。わずか半年です。
Lucid対応しなければサポートどうするんでしょうね。
Netbook市場から逃げたかw
PDAはもっと市場が小さいぞw
様々な謎と憶測を呼びそうですが、今後に期待です。
PS.と思っていましたが、よくよく考えて見ますと
PDAやスマートフォンと比較しました場合、AndroidやCEを一例に
PCフルブラウザFirefoxとOpenoffice.orgクラスの二つが
完全に動く小型端末って実は殆ど無かったりします。
競合のONKYO、工人舎、VAIO、LOOX Uなどと比べますと、
280g最軽量、6Hr長時間バッテリーは勿論ATOMで出せませんし、
こなれれば2万円台と競合価格比で約半値と
価格優位差は圧倒的に優れております。
(4万7千円は高すぎですが)
株やFX取引等には問題ないかもしれません。
Linuxに偏見が無ければですが。
●モバイルUbuntu、NetWalker登場 Ubuntu Lucid Lynx
10.04 β1 使ってみて その22
NetwalkerにLucidを入れて約1ヶ月。
Kapperの中ではフリーズと再インストールを繰り返し
少しは不具合も洗い出されてきた感はあります。
良い事ばかりでもありません。
気がついた事をだらだらブログにします。
○Lucid特徴
Lucidの特徴は最新アプリ環境の構築だけではなく
ARMでは今まで移植されてなかった新規アプリのポーティングの
意味も含まれておりまして、デスクトップ環境の一新が可能です。
反面バグフィックスも十分に出来ているわけではなく、
確認できているだけでも様々なバグが残っております。
軽量化、アプリ多様化含め様々な効果があります。
Kapperの過去のブログは此方を参照下さい。
○aptitude
Kapperの推奨インストーラーがaptitudeです。
apt-getと混ぜるな厳禁です。
aptitudeの使い方として2つのケースが考えられます。
1.safe-upgradeを使う方法
safe-upgradeはシステム全体をアップグレードするコマンドの一つで
Lucid環境を全体にインストールします。
「比較的安全なアップグレード」と言われておりますが、
Lucid開発版でしかもARMの場合は特別です。
軽量化の効果は大きいですが、反面バグを拾いやすく不具合が多数発生します。
急にぶっ壊れたりします。
2.個別のアプリのみ更新する。
safe-upgradeをあえて使わずに一個一個のアプリを
sudo
aptitude
installにて更新、インストールするやり方です。
問題のある箇所が分かっている場合、インストールしない事で
トラブルを未然に防げます。比較的安全といえる方法です。
反面、軽量化の効果は低く繰り返すと依存関係がよく壊れます。
chromium-browserやOpenofficeはこちらでも使えますので
Kapperの推奨はこちらの方です。
インストールの際のアプリ、パッケージ名が分からない場合は
sudo
aptitude でランチャーを開くか
sudo aptitude search
(アプリ名)で検索しましょう。
安全を確保しているうちに2次災害を防ぐ為、Jaunty環境に戻しましょう。
リカバリフリーで長く使うコツはここにあります。
○推奨アプリ
Lucidにて推奨アプリって実はそんなに無かったりします。
現時点では
・Firefoxが3.6.3
・Openoffice.orgが3.2.0
・Chromium-browserが5.0.342.7
位でしょうか。アップデート頻度の高い重量級アプリが殆どです。
OO.orgのレジュームフリーズバグが無くなっただけでも助かりです。
非常に重いですがGoogleOfficeも使えます。
その他ではJDやEbviewやComixとかも使っていますが、
最新版で無くては動作上困る所が少ないので。
独自の環境構築とLucid環境は視点が別なのかもしれません。
bochsとかqemuとかPCSXとかもVerUPしてますが
まだ試せていません。
改善してると良いですね。
○KapperのLucidインストール方法
リカバリ状態を想定して簡単に整理してみました。
勿論自己責任で。
1.リカバリ後、通常アップデート
これは通常のJaunty更新方法で。あえてコマンドを書くなら、
sudo
aptitude update
sudo aptitude
safe-upgrade
2.モバイル通信のセットアップ
LucidではGnome標準のnetwork-manegerのモバイル通信設定の
GUIがフリーズするので動作しません。
Emobileとかモバイル通信端末を使われる方は注意です。
pppで手入力設定しても良いですが、Jaunty環境で
前もって設定しておいた方がGUI環境を使えるので便利です。
一度設定しておけばLucidにしても使えます。
通信機器をUSBで刺してGUIにて設定して下さい。
3.動画プラグインをインストールする
LucidではTotem、GStreamer、pulseaudioがまともに動作しません。
Jaunty環境のまま、平行して使います。
先にインストール、設定だけをしておきます。
TOTEMを立ち上げてコーデックを検索しても良いですし、
aptitude、Sypnaticでインストールしても良いです。
対象パッケージはだいたい下記の通りでしょうか。
・pulseaudio
・gstreamer0.10-ffmpeg
・gstreamer0.10-plugins-bad
・gstreamer0.10-plugins-base
・gstreamer0.10-plugins-good
・totem-gstreamer
4.パッケージのバージョンを固定
Lucidにする際に不具合がありアップデートしたくない
パッケージをaptitudeで固定します。
問題のあるのがtotem関連、Xorg関連、NetworkManager関連でしょうか。
他にもあると思いますが、クリティカルなものを選別します。
sudo
aptitudeにてランチャーを起動させ、"="キーで固定します。
とりあえず適当に列挙してみました。
・Totem関連
totem gstreamer0.10-ffmpeg gstreamer0.10-plugins-bad
gstreamer0.10-plugins-base gstreamer0.10-plugins-good totem-gstreamer
・NetworkManager関連
network-manager-gnome
・X.org関連
xserver-xorg
xserver-xorg-core
・サウンドドライバ関連
pulseaudio、alsa-utils
5.Lucidのリポジトリをアップデートに設定する
Lucidのサーバをsource.listに追加します。
sudo
gedit
/etc/apt/source.list
geditが立ち上がりましたら一行コピーしまして、
追加した行のJauntyをLucidに書き換えます。
6.Lucidにアップデート
後は完全に自己責任で。リカバリディスク必須。
sudo
aptitude update
sudo aptitude safe-upgrade
もしくは sudo aptitude install
(アプリ名)
7.Lucidのリポジトリを削除する。
使うアプリ、必要なデータのみアップデートしましたら、
2次災害を防ぐ為にLucidのリポジトリを削除してJaunty環境に戻します。
Lucidのサーバをsource.listより削除します。
sudo
gedit
/etc/apt/source.list
geditが立ち上がりましたら追記した一行削除
もしくはコメントアウトしまして、
sudo
aptitude
update
にて更新しておきます。
これでとりあえず2次災害を防止できます。
○Kernelがらみ
実はKernelも随時アップデートされているのですが試せていません。
ブートローダーがeCos
Redboot(組み込み用)なのでやり方がわかりません。
Lucid期待の高速起動も試せてません、
勉強不足で申し訳ありません。
無理にgrub突っ込むとリカバリできなくなる恐れがありますので
今の所Kapperは手を出さない事にします。
○動画再生
動画再生は宜しくありません。
TotemやGStreamer、PulseaudioのJaunty環境のパッケージを
固定して使うべきです。(Aptitudeにバージョン固定コマンドがあります)
Flvファイルが再生できなくなり、mp4しか動作しなくなります。
この現象になりましたら上のパッケージを削除して
Jaunty環境にて再インストールしてください。多分戻ります。
現状特に速くなる事は無さそうなので、
動画再生への寄与は期待できそうにもありません。
NEONへの最適化が進む事を祈ります。
(僅かに速くなるかもしれませんが音がでなくなります)
それよりGUI環境を組みなおしてバックグランドプロセス、
消費メモリを減らす事が確実でしょうか。
残念です。
○課題、その他
やはりFlashで次が動画でしょうね。
Flashは純正のFlash
Lite3がベストです。
試してみましたがGnashもSwfdecも今の所、期待できません。
GUIとしてはGnome2.30も出ており試せますがNWの場合本質的に
Gnomeをフルパワーで使いこなせるキャパシティがありません。
Gnomeその物を選択肢より外すのが現実的かも。
JWMやFluxbox、LXDEを職人技で使いこなすのが面白いです。
カスタマイズとしては手っ取り早くEcoLinuxを真似しても良いかもしれません。
Kapperも正直Lucidの本質をまだ掴みかねてます。
NWのUbuntuをどの様に使うかは人それぞれの嗜好があり未知数です。
広く情報を取り込んで行きたいなと思います。
PS1.音が出なくなるのはTotemだけの問題ではなく、
サウンドドライバのPulseAudioが更新された際に認識しない問題の様です。
imx-3stack(Alsa
mixer)に切り替えても動作しません。
勘違いしていました。
こちらの方も確認したいと思います。
→RCにてAlsaが対応、無事動作確認しました。
PS2.Lucidに設定した後、sudo
aptitude
safe-upgradeを4回以上行いますと
X.orgやTotem、GStreamerなどの不具合のあり、バージョン固定しても
更新パッケージに入ってしまいます。勿論入れたら不具合発生です。
safe-upgradeする際には更新されるパッケージを都度チェックし、
繰り返しsafe-upgradeをするのは避けた方が良いようです。
PS3.Totem2.30.0でflvが再生できない点に関しログを見てみました。
gstflvdemux.c(732)?凄く怪しいです。断定できませんがバグかな?
?$
totem
MFW_GST_V4LSINK_PLUGIN build on Oct 2 2009 19:09:34.
xcontext:
width=1024, height=600
BLN_MAD-MMCODECS_MP3D_ARM_02.04.00_CORTEX-A8 build
on Jul 21 2009 17:12:27.
MFW_GST_MP3_DECODER_PLUGIN build on Oct 2 2009
18:50:10.
[V4L Display]: left=6, top=78, width=600,
height=384
>>V4L_SINK: Actually buffer status:
hardware buffer
: 6
software buffer : 0
[display]: left=6, top=103, width=604,
height=339
[V4L Display]: left=6, top=103, width=600, height=336
**
Message: Error: Internal data stream error.
gstflvdemux.c(732):
gst_flv_demux_loop ():
/GstPlayBin2:play /GstURIDecodeBin:uridecodebin0/GstDecodeBin2:decodebin20 /GstFLVDemux:flvdemux0:
stream
stopped, reason error
>>V4L_SINK: All buffer freed, close
device.alsa
PS4.Lucidをインストールする際にlibc6の更新時にキーボードを聞いてきます。
この中に日本語キーボードがありませんので、
「Generic
105-key (Intl)
PC」をまず選択して下さい。
詳細は「Netwalkerガリガリ活用術」に記載されておりますが、
後に起動時に
setxkbmap
jp -model
jp106
のコマンドを(自動)実行する事で切り替えれますし、
GnomeであればGnome-Toolのキーボードでも設定できます。
クイックスタートやショートカットキーの設定は長くなりますので
詳細は「Netwalkerガリガリ活用術」を参照願います。
こちらのフォーラムにも記載ありますので参考にどうぞ。
9.04→9.10アップグレード
console-setupの設定
緊急です!アップデート中にキーボードの種類を聞かれました。
●モバイルUbuntu、NetWalker登場 軽量化 ウィンドウマネージャ比較編
その21
NWも無事復旧しまして、活動再開です。
ソフト的な故障なのでハードに問題が無かった事が幸いです。
無理なカスタマイズは控えた方が良いかもしれませんねw
もちろんLucid β1を速攻で導入しましたが今の所違いが分かっておりません。
今回はカスタマイズの要所のWMの負荷を調査してみました。
実はLXDEの不具合がありましたのでリカバリ後、Jaunty環境で測定し直しました。
○WM比較
デスクトップの使い勝手と重さはやはりWMが要。
深く考えずに全部入れてみて立ち上げて比較してみました。
測定条件としてリカバリ直後のJauntyをベースとしまして、
更新パッチをアップグレードした後の比較的まっさらな環境上にて、
再起動直後の消費メモリと概算平均CPU負荷率をシステムモニタで測定してみました。
もちろん各自カスタマイズすれば負荷はもっと下がりますが、
今回はあくまで適当なn=1測定結果の目安と言う事でご了承を。
WM名 初期消費メモリ 初期CPU負荷率
・KDE
189MB 66%
・GNOME 118MB 68%
・Xfce 102MB
64%
・LXDE 80MB 63%
・FluxBox 66MB 60%
・JWM
61MB 58%
システムモニタの負荷分はもちろん中に入っていますw
重量級としてKDE、軽量級としてJWMにて比較しました。
意外にもKDEは消費メモリは多いのですがCPU負荷は他と比べ大きな違いはありません。
またJWMの軽さは他を圧倒しておりますね。
さすが最軽量DamnSmallLinuxに採用されているWMだけはあります。
しかし素のJWMを一からカスタマイズするのは相当骨が折れます。
完全にCUIのテキスト手作業ですね。面倒ですw
出来れば避けて通りたい所ですが、これだけの差がありますと流石に魅力的です。
それでもCPU負荷率がまだ遥かに高負荷なのを見ますと、
NWもまだまだこれからという感じでしょうか。
PuppyLinuxやDamnSmallLinuxの域には全く届いておりません。
ガンガン皆でカスタマイズしましょう。
今日はひとまずこの程度で。
PS.
測定環境をJauntyに戻して再測定してみました。
Lucid
β1だと何故かLXDEが不安定だったので。
アプリランチャをクリックした際にフリーズしました。
(α3ではちゃんと動作しましたが)
ちなみにJaunty上ではJWMをインストールしただけでは
GDMのセッションに項目が出てきません。アプリランチャも手入力必要。
下記のコマンドでコピーする必要があります。
参考までにここのバグ情報を参照下さい。
sudo
cp /usr/share/jwm/xsessions/Jwm.desktop
/usr/share/xsessions/
PS2.ユーザー数の多いと推定されますFluxBoxも追加測定してみました。
こちらもかなり軽いですね。最軽量の部類に入るかと思います。
●モバイルUbuntu、NetWalker登場 軽量化 デーモン調整編 その20
軽量化の次は常駐デーモン(サービス)の調整をします。
常駐デーモンの停止はLinuxでは定番で各種文献、ネットでも
多数出ておりまして必須手段となっております。
Kapperも色々手を付けておりましたが、
遅まきながらブログでもネタにします。
○サービスの停止
サービスとは常駐して機能するToolですが、
標準では使用しない機能まで多数常駐されており、
意外にバカにならない負荷になっております。
これを外す事により、初期ではもっさり気味のNWを高速化できます。
ネットではこちらやこちらが非常に詳しいです。
NWの場合の詳細は"ガリガリ活用術"他を参照下さい。
NetwalkerではGNOME標準のサービスGUIツールが
非対応なので使えません。
のでsysv-rc-confを使います。ターミナル上で
sudo
aptitude install
sysv-rc-conf
にてsysv-rc-confをインストールします。
その後管理者権限にてsysv-rc-confを立ち上げます。
sudo
sysv-rc-conf
としますとデーモンのリストが出てきますので、使わないサービスを外します。
サービスの詳細は上のサイトにて確認して下さい(割愛します)。
kapperの場合は
・avashi-daemon
・klogd
・pulseaudio
・sysklogd
・rsync
rsyncはバックアップサーバとして使う場合はあった方が良いでしょう。
不具合が出たら戻せば良いだけです。
設定前130Mバイトのメモリが116Mバイトまで下がります。
(システムモニタ起動分含むw)
小さい様に見えますが意外とバカになりません。
こうやって不要な効果を削っていきますと
Netwalkerも大きく様変わりします。
一度試して見て下さい。自己責任で。
それでは。
●モバイルUbuntu、NetWalker登場 Ubuntu Lucid Lynx 10.04
α3 アップデート編続き2 aptitude その19
試行錯誤の結果ですが、とりあえずNetwalkerで
Ubuntu 10.04
Lucid Lynx
α3を使う方法を確認しました。
まあaptitudeを使うだけですがw
Lucidも実は少しづつ改良されておりまして
3/18にβ1が出ますのでもう少し待てば、
もちっと良くなるかと思います。
○Lucid
α3の現状
LucidをNetwalkerで使う事は可能ですが
X.orgにバグがありapt-getを使いアップデートした際に
X.orgが壊れてしまいXが立ち上がらなくなります。
結構痛いです。
何故ならapt-getした際にX.org関連ファイルは多く
多数のアプリにヒットする為です。
(でも前回は何故かFirefox3.6とOpenOffice3.2.0が動きました)
どこかに難点があると、とたんに使いにくくなってしまいますが、
原因が分かって対策があれば切り抜けられるかと思います。
○aptitudeコマンド切り替え
apt-getがダメならaptitudeならどうだろうか。
物凄く安易ですが、しかし気がつかないものですw
実はapt-getしか使って無かったものですから。
全く根拠はありませんでしたが、とりあえず試してみます。
今回はまず依存関係を出来るだけ排除して検証する為、
Sharp純正のリカバリを使いまっさらな状態にします。
前回は弄りすぎて要因が分からなくなってしまいましたのでw
まず同様にレポジトリのsource.listを2行に修正しLucidとJauntyを使える様にします。
sudo
gedit
なんかでスーパーユーザー権限で/etc/apt/source.listを編集します。
deb
http://ports.ubuntu.com/ jaunty main universe multiverse restricted
deb
http://ports.ubuntu.com/ lucid main universe multiverse
restricted
保存したら今度はaptitudeでアップグレードします。
sudo aptitude
update
sudo aptitude safe-upgrade
sudo aptitude install firefox
sudo
aptitude install
openoffice.org
?
こんな感じでaptitudeを使い1個づつアップデートしていきます。
apt-get使用禁止です。
パッケージリストを注意深く見ながらチェックしましょう。
運良くX.org関連に引っかからずアップデート出来ました。
今の所問題なしです。素晴らしい。
こんな簡単に上手くいくとはw
今までの苦労は何だったんでしょうねw
firefox-3.6もOpenoffice3.2.0もJD2.6.0もTotem2.29.91も動作しました。
まさか、ね、Netwalker上でChrome-Browserもが。
鼻血が出そうですw
Netwalker上でも物凄くさくさくの超高速ブラウザです。
今までARMで動かなかった多数のアプリが
NetwalkerとLucid上で動作する様になりました。
LucidはARMへの移植もかなり行われておりまして、
今まで動かなかったパッケージもNetwalker上で最新環境を構築できます。
実は体感速度が急速に速くなるわけではないのが残念ですが、
次世代LucidのARM環境をNetwalker上でも実現できます。
(ひょっとしたら重くなるケースもあるかもしれません)
これで無理してバックポートを作る必要も無くなるかもしれません。
実はUbuntu Netbook
Editionのデフォルト構成が
ネットブックに合わせたアプリケーション構成へ大きく変更される
ことが決まっておりますが、Chromeの驚異的軽さをみますと、
Ubuntu構成そのものを見直した超軽量構成をATOMやARMの為に
行うのは正しい判断なのかもしれませんね。
何よりLucidはARM環境にとって恐るべき進化です。
この感動を是非試して見て下さい。
勿論自己責任で、バックアップを取ってから。
それでは。
PS:LucidのX.orgが立ち上がらない理由は、エラーlogを読みました所、
更新されたX.orgのNetwalker用のディスプレイドライバが無いのが理由です。
多分更新する際に削除してそのままなのでしょうね。
指定して入れなおせば動く様になるかもしれません。
Primary device is not PCI
(EE)Failed to load module
"fbdev" (module does not exist, 0)
(EE)No drivers
available.
Fatal server error: no screens
found
PS2: 動画を見られる方はTOTEMとGStreamerプラグインをアップデートされると
flvファイルが再生できなくなる上に音声が出なくなります。
動画プレイヤーのアップグレードは避けた方が無難です。
/etc/apt/source.listのLucidの項目を一時的にコメントアウトしまして
sudo atitude
updateを行った後、GStreamerプラグインをJauntyサーバより
インストールする形で使用下さい。
●モバイルUbuntu、NetWalker登場
バックアップ編 その18
最近もNetwalkerのテストをしておりますが、
リカバリ、環境構築の回数が増えてきまして
面倒になってきましたので真面目にバックアップ環境を考えて見ます。
今日はさっくり短くバックアップのネタです。
○バックアップについて
バックアップは普通のLinuxと同じです。
主にコマンドベースとGUIベースがあり、
こちらとこちらを参考にしました。
主に
・SBackup
・ddコマンド
・rsyncコマンド
・Tar他
データだけをバックアップするならSBackupが便利です。
GUIですし、スケジューリングも出来ます。
(cron使えと言う意見もありますがw)
○Netwalker上でのBackUP
NW上でバックアップ、リストアするのに一つ難点がありまして、
ARM、NWの仕様上で気軽にレスキューディスクを自作できない所があります。
(一般化していないとも言うかもしれません)
つまりddコマンドで丸ごとコピーしても、
NW動作中には上書きできないんです。
"ガリガリ活用術"にも書かれていますが、
シャープ純正のリカバリMicroSDに上書きすれば良いのですが、
Kapperはあまりお勧めしたくありません。
それで今回はSBackUPの機能を利用します。
ようはこちらのページをそのまま実践する形です。
主要ファイルは通常通りバックアップしまして、
パッケージはSBackUPの機能のpackagesファイルにあります
「バックアップを取得した時点でインストールされていたパッケージの一覧」
よりリカバリする時に再インストールするやり方です。
方法は上のサイトの全くの転載ですが下記の通りです。
$
cat packages | egrep '(install|hold)$'| awk '{print $1}' >
?/installedpackages
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install `cat
?/installedpackages`
この方法ですとMicroSDに負担が小さくなりますし、
バックアップ、リストアに掛かる時間が短時間で済みます。
ただしPPAを使っている場合は再度登録しなおす必要がありそうです。
それでは。
●モバイルUbuntu、NetWalker登場 軽量WM LXDE編 その17
最近NWにあれこれ手を加えておりますが、
軽量化にはまだまだ課題がありまして
既に後発で皆様LXDEを試されておりますが、
重いGnomeを切り離し一番効果の高い所から手を付ける
のが良いかなと思いましてKapperもLXDEを導入します。
以前よりLXDEは使った事がありましたが
皆さんが結構やられていたので後回しにしてました。
○LXDEとは
LXDEは標準で入っていますGnome、KDEに比べ
非常に軽量でかつ機能的に作られた新規のデスクトップマネージャーです。
LXDEの記事はこちらを参照。
現在最新Ver0.5です。
ちなみにNWのLXDEは0.3.2と相当古いバージョンです。
○NWにLXDE
パッケージはlxdeをapt-getなりで入れればOK。
ログアウトしてセッションを切り替えれば起動します。
ただしそのままでは不具合多数です。
無線LAN他がまともに動きません。
対策はガリガリ活用術に詳しく書いてあります。
方法は起動時に自動起動でnm-appletを起動させるやり方です。
ここまで詳しく書いてくれた著者に敬意を示しまして、
詳細は本を読んで試して見て下さい。
次の続編の本も宜しくお願い致しますねw
本以外ではこちらを参照。こちらのサイトは非常に詳しいです。
Kapperは実はWicdはあまりお勧めしません。NetworkManagerと競合しますので。
ガリガリ活用術のまま、GnomeNetworkManager他を動作させます。
ちゃんと動作する様になりました。
○LXDE用PPA
Ubuntu9.0.4
Jaunty用のLXDEは古いので
なんとかUPDATEできないものかとPPAを調べます。
PPAは2つとりあえず発見し、テストしましたが、
依存関係の為、動作せず。残念。
ちょっと考えます。
https://launchpad.net/?ulite/+archive/nemo
https://launchpad.net/?shiki/+archive/lxde
LXDEのバージョン
標準:0.3.2.1
PPA:
0.4.2
最新版:0.5
結論としましてやはりLXDEは非常に軽いです。
軽さだけで言えばGnomeに戻れません。
しかしNWは手が非常に掛かる子ですな。CEと同等レベルです。
初期状態のもっさりさ加減とカスタマイズの手間は相当な物で、
如何にUbuntuが軽量化を意識していないかが良く分かりました。
リカバリの際に繰り返して設定して使うのはかなり気が滅入ります。
Lucidが安定するまでは当分我慢です。
まあLucidが入ったとしても結局軽量化をやる事には変わりは無いかもしれませんがw
Netwalkerの本性を発揮できるのはもう少し時間が掛かりそうですね。
本来のこいつのスペックはATOM同等レベルで決して低くありません。
だれか纏めサイトとNW専用ディストリを作ってくださいなw
それでは。
●モバイルUbuntu、NetWalker登場
FasterFox ブラウザ高速化編 その16
Firefox高速化ネタです。
今回も短くネタにします。
○NetwalkerのFirefox
IEやOpera他と覇を争うFirefox。
Linux上でDilloやMidori、Konquerorといった
Firefoxより高速なブラウザは多数ありますが、
OSに依存しない多数のアドオンを持ちますFirefoxは
WindowsにToolの劣るLinux上ではとてもとても便利でありまして、
特にNetwalker上では唯一無二の抜群に信頼できるブラウザでもあります。
Netwalkerでニコニコ動画やYoutubeをダウンロードするには必須でもあります。
ただ、速度面ではもう少し欲しい所でして、
今回のネタとします。
○FasterFox
元ネタは「Firefox高速化の切り札「FasterFox」でブラウザ魔改造」こちら。
素晴らしい記事であります。多謝。
Firefoxを高速化できるアドオンです。
早速試してみる事に。
結構危険な設定にしてますなw
パイプライン処理とかキャッシュをメモリに置いたりしてますが、
OpenOfficeとか並列に立ち上げない限りメモリは多分大丈夫かと。
実際はそんなに早くなってはいないかと思いますが、
体感では結構スピードUPしている様に思えます。
先回ブログで紹介しましたのFirefox-3.5.8と併用して是非使ってみましょう。
Kapperのお気に入り確定です。
今回は落ちがなく短いですが、それではまた。
●モバイルUbuntu、NetWalker登場
PPAアップデート テスト1編 その15
今回はUbuntuのPPAのネタです。
PPAはユーザーサイドの独自ビルド、バックポートです。
aptやSynapticで管理できる形式になってます。
○PPAとは
PPAの説明はこちらが詳しいです。
簡単にいいますと公式外のバージョンや独自ビルドの
パッケージをサーバサイドで管理できるシステムで
ソースパッケージをPPAに入れると各アーキテクチャに自動ビルドします。
最終的にSynapticで管理できる様になります。
ただ、各環境ごとに最適化、チェックされている訳でもないので
動かなかったりする事も多々あります。
PPAの良い所はパッケージを消して入れなおせば
環境を戻せますので非常に安全なテストと言えると思います。
PPAのプロジェクト数は17000以上もありまして、
実は全く持ってKapperは把握できておりません。
○NW、ARMでのPPA
実はNetwalker、ARM専用のPPAは多分ほぼ無い訳でありまして、
x86用向けのPPAのARMビルドパッケージを流用する形になります。
ソースビルドのやり方はこちらが詳しいので参考下さい。
Kapperはやった事がありませんのでそのうち試します。
PPAの数は余りに多いので今回は特定のパッケージに絞ってテストします。
・Firefox
FireFoxのPPAは幾つかありますが、動作したのは下の
セキュリティアップデートのPPAのみです。
現段階で公式でもアップデートされていない、
Firefox-3.0.18とFirefox-3.5.8が公開されており
NWでも動作確認できました。
セキュリティーアップデートの意味もありますので是非入れて下さいな。
http://ppa.launchpad.net/ubuntu-mozilla-security/ppa/ubuntu
こちらのβテスト及びStableは一部を除きARM非対応でした。
Dummyパッケージが殆どです。残念。
http://ppa.launchpad.net/ubuntu-mozilla-daily/ppa/ubuntu
http://ppa.launchpad.net/mozillateam/firefox-stable/ubuntu
・OpenOffice.Org
NWで困りごとNO.1のOpenOffice.orgのPPAもありますが、
残念ながら壊れておりまして動きませんでした。
こっちのフォーラムにも色々報告されております。残念。
http://ppa.launchpad.net/openoffice-pkgs/ppa/ubuntu
http://ppa.launchpad.net/bugbear5/ooo-jaunty/ubuntu
・GStreamer
動画再生でありますTotemの中身がこれになります。
Jaunty用は残念ながら更新されておりません。
動画が速くなればなー、と思ったのですけどね。
https://launchpad.net/?gstreamer-developers/+archive/ppa
・Chromium-Browser
Chromiumのプロジェクトもあるにはあるんですが、
ARM非対応です。パッケージありません。
Lucidには搭載されるそうですがまだ未確定。
ちなみにSypnaticを使うと同一同名の
シューティングゲームがインストールされます。
非常に紛らわしいですw
http://www.stefanoforenza.com/chromium-on-ubuntu-how-to/
少し試した限りでは結局Firefoxのみ使えました。
本来であればFirefox-3.0.18はセキュリティーの関係上、
公式リポジトリでも上げて欲しい所です。
もうちょっと調べて試してみたいですね。
それではまた。
●モバイルUbuntu、NetWalker登場 Ubuntu Lucid
Lynx 10.04 α3 アップデート編続き FF、OOo動作 その14
Lucid
α3上でFirefox3.6とOpenOffice3.2.0が
Netwalker上で動作しました。
あまりにも手を加えすぎて原因不明ですが報告しますね。
絶対まねしないでねw
○Ubuntu
Lucid α3
Lucid
α3が2/25に公開されました。
Gnomeも2.29.91になってます。勿論開発版です。
まだα版なのでインストールはお勧めしませんが、
各種パッケージが更新されており、新Toolもかなり増えております。
4月のリリースが楽しみですね。
Netwalkerも対応して欲しいな。
○NW上のLucid
α3
パッケージがばっさり更新され、Kapperもapt-getで更新しました。
以前みたいに再起動したとたんに真っ黒になって起動しない
と言う事はなくなりましたが、
X.orgが立ち上がらずコンソールのままになってしまいます。
一歩進歩?なのでしょうかw
くそー、またかと思いつつ面倒なのでリカバリ。
Kapperも気が狂ったのかKDE化しようと思い、
工場出荷状態よりkdmやらkdebaseやら色々立て続けにインストール
と記憶が分からない位弄ってからやけくそにLucidにした所、(おいおいw)
kdmからGnomeが起動しました。
勿論エラー多数ですが。
どうやらgdmが悪さしていた様ですね。
(恐らく、まったく特定できていませんがw)
再起動してFirefox3.6とOpenoffice3.2.0をSypnaticからアップグレード。
無事動作確認しました。
パッと見てあまり違いが分かりませんがw
多少軽くなってはいるかと思います。
生きているうちに記念撮影w
一応、GJ俺w
とりあえず第一報速報。
PS:追記
OpenOfficeを3.2.0にアップデートして使いましたが、
以前あった電源OFF時のバグが直ってます。
最初の1回を除けばクイック起動も先読み込みも問題ありません。
OpenOfficeが3?6秒の高速起動できます。
Coldbootが早くなっている3.2.0の売りはNWでも健在です。
:追記2
X.orgをアップデートするとX.org関連ファイルが壊れており?
Xが立ち上がらなくなります。要注意。
アップデートする際にはX関連に注意して、
くっついてアップデートしそうな場合には
危険なので無理せず諦めましょう。
沢山のファイルがX.orgに依存しているので注意。
●モバイルUbuntu、NetWalker登場 Ubuntu
Lucid Lynx 10.04 α2 アップデート編続き その13
ちょっと前にNetwalkerをUbuntuLinux10.04 Lucidに
アップデートしてみましたが、決して調子が良くなく、
繰り返し試してみましたので現状をブログに報告します。
○Ubuntu
10.04 α2アップデート状況
前回apt-getを使いアップデートしましたが、
骨組み環境周りがアップデートされますので若干早くなります。
(ただしBOINCベンチでは1.5%程度で演算処理には効果がありません)
実はlib等の依存性の無いパッケージのみ150相当のみを更新しており、
X.orgやFirefox、OpenOfficeと言った主要アプリは
保留になっているのが現実です。
一部のパッケージの更新だけですが、こんなイメージです。
といいますのも色々と試してみたのですが、
500位ある何かのパッケージの不具合に引っかかった様子でありまして、
落ちて再起動しなくなってしまいます。リカバリです。
ログが取れないので何が原因なのか分かりません。
たまたま偶然apt-getの仕様上、問題あるパッケージの
アップグレードの保留ができたからだと思いますが、
結果としてたまたま10.04を使うことができたのが現状です。
○Ubuntu
10.04 運用方法
たぶん正式版まで待てばバグフィックスも進み、
ちゃんと動作する様になるかと思います。
ただし現在apt-get
installでLucidの新規のアプリを
インストールしようとするとまた500位のパッケージが
依存関係よりごっそり入れ替わり、入れると起動しなくなりますのが課題。
環境更新できないのは致命的ですよね。
アップグレードは新規インストールに比べ鬼門です。
後日よくよく考えてみますと、二つのVerが共存して
良い所取りでアップグレード出来ている形なので、
考えれば新規アプリはJauntyのパッケージを入れれば良いはずですよね。
意外と気がつかないものです。
レポジトリのsource.listを2行に修正しLucidとJauntyを使える様にします。
sudo
gedit
なんかでスーパーユーザー権限で/etc/apt/source.listを編集します。
deb
http://ports.ubuntu.com/ jaunty main universe multiverse restricted
deb
http://ports.ubuntu.com/ lucid main universe multiverse
restricted
もちろんLucidから新規のインストールは絶対禁止です。
(500位のパッケージのインストール指示がでますからすぐに分かります)
パッケージのインストールにはパネルにあります
「アプリケーションの追加と削除」から行えば何故か安全です。
(Jaunty専用ソフトなのでしょうか、Verにより管理ソフトが異なる様です)
更新には勿論apt-getを使います。
日経Linuxにも米田氏のOS乗せ変え記事が出ておりますが
Kapperのアップグレード方法が異なる所はKernelがそのままなので
クロック可変仕様には変更がありません。一応問題なく使えてます。
(注記:更新のみの運用でも決して安全ではありません。
音が出なくなったり、画像が写らなくなったりします。
最悪起動しなくなります。自己責任で。
ちなみにkarmicはlibc6のバグがあり、アップデート成功してません。
実は何故かBOINCも6.10.17にVerUPし、ソフト的にベンチが良くなっております。
BOINCが良くなっただけで決して環境が改善したとは言いきれないんですけどw
他の環境との比較と言う事でw
BOINC
Client Ver 6.2.18 arm
Ubuntu Linux 9.0.4 ARM版
Number of CPUs: 1
80
floating point MIPS (Whetstone) per CPU
1245 integer MIPS (Dhrystone) per
CPU
↓
BOINC Client Ver 6.2.18 arm
Ubuntu
Linux 10.04 ARM版
Number of CPUs: 1
81 floating point MIPS (Whetstone) per
CPU
1263 integer MIPS (Dhrystone) per CPU
↓
BOINC Client Ver
6.10.17 arm
Ubuntu Linux 10.0.4 ARM版
Number of CPUs: 1
117 floating
point MIPS (Whetstone) per CPU
1288 integer MIPS (Dhrystone) per
CPU
またLucidは開発版の為、リアルタイムで数時間に?数十パッケージ程、
継続して更新されていきます。FireFoxやOOoと言った効果の高い大物でない事から、
得られる利益が殆ど無い割にバグを拾う機会が増え、非常に危険です。
バグを拾ったらまた即死ですねw
人柱な兵にはスリルがあってMな気持ちになれるでしょうw
またいろいろと使ってみて試してみたいと思います。
それではまた。
●モバイルUbuntu、NetWalker登場 Ubuntu Lucid
Lynx 10.04 α2 アップデート編 その12
Netwalkerのアップデートにつきまして
以前9.10 karmic
koaraで何度も撃墜されて
度重なるリカバリに涙を飲んでおりましたが、
9.10すっ飛ばしてUbuntu 10.04 Alpha
2の
アップデートを果敢に人柱、成功しましたので
ブログにて報告します。
ちなみに今回たまたま成功な可能性が高いので
まねをしない方が吉ですw
○Karmic
9.10アップデート失敗の経緯
以前このブログにて9.10をアップデートした際にも報告しておりますが、
9.10のlibc6に致命的バグがあり、更新時期を見計らって
何度も人柱しましたが一度もアップデートに成功しませんでした。
Ubuntuの更新体制は基本的に"リリース後放置"なので、
問題があってもセキュリティ以外の理由は放置されます。
悪いものはずっとそのままです。
OpenSuseやMandrivaではそんな事まずありません。
(KapperがUbuntu嫌いな一番の理由です)
ここは野に潜んでUbuntu情報をNetwalkerの為、観察しておりましたw
○Ubuntu
10.04 Alpha2 "Lucid Lynx"
今回Distrowatchで10.02α2が報告されまして、
2chなんかで横目で観察していましたら
Lucid
Lynxは思った程評判悪くなさそうです。
むしろ9.10より改善されている節もあります。
Ubuntuのナンバー更新はパッケージを全般的に上書きするものであり、
過去の不具合もここでしか直らない可能性もあります。
思ったら実行。さくっと試してみました。
○Ubuntu
10.04
α2アップデート
Ubuntu9.10がNetwalkerで使えないのは
libc6のバグを放置しているUbuntu側が悪いのであって、
決してNetwalkerが悪いわけではないw
libc6が更新されれば絶対動くはずだ。
まだ誰も怖くて試していない。レポートが出ていない。
ならばKapperが先駆者になるべきw
そういう鉄の信念の元、果敢に実行しますw
更新自体は以前のブログでも書きましたが、
レポジトリのsource.listを書き直すだけです。
sudo
gedit
なんかでスーパーユーザー権限で/etc/apt/source.listを編集します。
deb
http://ports.ubuntu.com/ jaunty main universe multiverse
restricted
↓
deb http://ports.ubuntu.com/ lucid main
universe multiverse restricted
とsource.listの中身の一文修正します。その後、
sudo
apt-get update
sudo apt-get
upgrade
と入力しアップデート実行します。
何があっても自己責任でw
だー、ってアップデートが完了しますと(割愛)
更新終了です。再起動します。
無事起動しました。この瞬間が一番ドキドキしますw
証拠のスクリーンショットをどうぞ。
ちなみに更新はコアのみで、個別アプリは更新されておりません。
Kernelもそのままです。
これだけで特に速くなったりもしません。
個別アプリを更新される際にはSynapticを使って下さい。
全て自己責任で。
Kapperの推論は間違っておりませんでした。
個別アプリのテストは後日検討します。
それではまた。
●モバイルUbuntu、NetWalker登場 Youtube
Swfdec-mozillaテスト編 その11
Netwalker発売当初はシャープから公開されています
Flash-LiteプラグインでFirefoxからYoutubeが見れましたが
その後のYoutube側の仕様変更があり見れなくなってしまいました。
そのため別のプラグインでありますSwfdec-mozillaを使って
Netwalker上でテストしてみました。
○Swfdecとは
詳細はWikipediaに譲りますが、フリーのFlashプラグインです。
性能が良いという話は一切聞きませんがw
Netwalker上ではgnashより相性が良いので、
Flash-Lite代替としてTotemで再生できないニコニコ動画Flvファイルの
再生用としてKapperは常用しております。
通常アプリとしてのSwfdecはプチプチ音が途切れますが、
音を切っても良いですし、フレーム落ちがそれ程無いので
flv再生としてそれなりのスペックがあるかと思います。
(もちろん特定条件下のflvのみであり、性能は低いですが)
○Swfdec-mozillaプラグインテスト
swfdec-mozillaはMozilla、Firefox用のSwfdecプラグインです。
丁度此方のサイトを見た際に切り替え可能との事で、
一度試してみようかなと思いました。
インストールは通常に
sudo
apt-get install
swfdec-mozilla
で問題ないはずです。
で試した所、無事Youtubeを再生出来ました
と言いたい所だったのですがウルトラもっさりですw
画像表示が一切追いつかず、音だけ再生されますw
前評判予想通りですがこれはちょっと使い物になりません。
ニコニコ動画はFlashプラグインのバージョンが古いと怒られます。再生不可。
Firefoxプラグインを使ってダウンロードし
Totemで再生した所、問題なく再生出来ました。
丁度今日見たYoutube動画が(Totemで再生できた)MP4フォーマット
だったからかもしれません。
Youtube動画はフォーマットが混在してますのでややこしい所です。
Flash-Liteが動かなくなっても自己責任でw
結論としてはブラウザ上での再生はちょっと無理かな。
まあ無理を言ってはいけませんw
ダウンロードして再生するのが得策です。
それではまた。
●09年12月11日小ネタ番外編
家では残念ながらあまり使わないのですが、
出張中や出先では大活躍。3秒ON、メールチェックはたいしたものです。
普通にWindowsPC起動するのに数分かかる上司に比べると、
小刻みに電源を使えるのでスピーディ、更に長時間利用。得した気分です。
まあ使えるのはWebだけですが。
何度もOS破壊してリカバリしてますので、
手間をかけるテストは実は当面したくなかったりします。
実際使いたいときに動かないって事よくありましたし。
正直ポテンシャルの高い機器である事には間違いないのですが、
Ubuntu側がまだARMについて来れません。
煮詰めればATOMを上回る性能とモバイル性を持ちます。
Flash
Liteの性能がFirefox上では非常に今一ですが、
Swfdecを使うと真価が発揮されます。
途中で少し処理落ちしますが、ニコニコ動画レベルのSWFも再生可能。
後、前も書いたけどエミュでゲームやりたい人は要注意ね。
ARM対応しているエミュが少ないから。せめてSFCかGENさえ動けばw
(2chでSNES9xが動いたそうです。次はPCSXだw)
ただしXsystem3.5やONScriptorが動きますのでうみねこや月姫も動きます。
ノベルゲームは結構強くなりました。
BochsでDOSやWindows95動きますんで補完して下さい。
この染まっていないスカスカの塗り絵を埋めていく作業がARM使いの真骨頂w
Karmicのバグさえ少なければもう少し遊べたのにw
まだlibc6(glibc)の問題は解決してないようです。
●NWでスーパーファミコンエミュ。
再び2chより拝借。
これもそのうち消すかも。
標準ではArm用Snes9xのパッケージが無いのですが、
下記のやりかたで動作した様です。
こちらのサイトに詳しく書いてあります。
http://setukei.spaces.live.com/blog/cns!325AE34C9C271621!826.entry
多謝。
414 :いつでもどこでも名無しさん :2009/12/12(土) 01:10:15 ID:???0
snen9x動きました
原因はソースがARMを考慮していなかったからでした
サウンドはまだためしていませんが
NWがポータブルゲーム機になります
リザナウはGUIが違うので敷居が高かったですが
NWはあっという間に動きました(一行加えただけ)
NWの可能性ということで報告です
電子辞書になり
ポータブルゲーム機になり
ブラウザにもなり
NW楽しいです
425 :いつでもどこでも名無しさん :2009/12/12(土) 10:10:41 ID:???0
>>417
音がうまくでてないのですが
ここまでのまとめ
()パッケージマネージャで
g++,libx-dev,libxext-dev,libzip-dev
をインストール
()snes9xのソースを入手
()端末を実行して
ソースを展開
./configure
port.h修正(#define LSB_FIRST追加)
make
終わり
451 :いつでもどこでも名無しさん :2009/12/12(土) 14:37:44 ID:???0
>>425
NWがサウンド周りちょっと変みたいね。
mdxplayもうまくいかない。早送りみたいになる。
OSS互換もうまく動いてないみたい。
477 :いつでもどこでも名無しさん :2009/12/13(日) 10:05:19
ID:???0
snes9x 音鳴りました
ステレオがうまくいかないみたいで
snes9x -monoで鳴りました
次はVisualBoyAdvanceに挑戦したいんですが
ソースが見つからないです・・
●NWのOptical Point調整。
再び2chより拝借。
これもそのうち消すかも。
でも本当はOpticalPointがタスクを食ってる為に
処理落ちしてるから感度が落ちているだけであって、
LXDEとかGnome以外のGUI使うと感度は落ちないんですよね。
所が逆の発想で処理タイミングを落としてしまえという
素晴らしい発想。全く気づきませんでしたね。
多謝。
Optical
Pointは調整すると使いやすくなるよ
FIVA1xxのSynapticsとあんまり変わらん感じになる
システム>設定>マウス>全般タブ
ポインタの速度:
加速:最も「遅い」に
感度:最も「低い」に
これだけでもいいけど、「?/.profile」に
xset
m 1/6 1
と書いて(直後にsource
.profileするかログアウト/ログインして)おくと、もう少しよくなる。
工場出荷時からこういう設定にしておけば、文句の9割は防げたと思うがね。
●JDコンパイル NW
2chからコピペ。
そのうち消すかも。
http://packages.ubuntu.com/ja/karmic/jd/
にある3つのソースパッケージをダウンロード。
dpkg-source
-x jd_2.4.0-090522-1.dsc
cd jd-2.4.0-090522
dpkg-buildpackage -rfakeroot
-sd
ビル土中に依存関係でエラーが出たら依存するパッケージを
apt-getでインストール。
jdは問題ないけど、karmicのソースだから当然それ以外のエラーが出る
こともあるので、そういうときはdebian/controlsを書き換えたり
ソース書き換えたりいろいろ
●モバイルUbuntu、NetWalker登場 Ubuntu9.10アップグレード2編 その10
前回の更新からだいぶ時間が経ってしまいました。
それはUbuntu9.10が非常に不安定な為、満足に動きません。
OSかARMかまったく要因がわからんものですから、
x86のレポート状況を横目で観察しておりましたw
つまり宜しくなかった状況でした。
○Ubuntu
Linux 9.10
Kermic出来栄え世評
ハッキリ言ってよろしくありません。
マイナーアップグレードにあたるんですが、
バグ多数w
公式フォーラムでも2chでも阿鼻叫喚の大惨事。
Linuxではよくある話ですが、納期優先して作り込みを後回し。
結果リリース後に直してしまえば良いやとの
悪習がはびこる結果になってしまいました。
○NetwalkerでのKermicアップデート
悲しい事にx86でさえこの状態なのに人口の
極めて少ないARM版の出来が良いわけがありません。
結果といいますか中核パッケージでありますlibc6に
致命的なバグがありまして、アップデート不可です。
ただ今の所、libc6と接点の無いアプリの不具合はまだ見ておりません。
JDとかaptツールとかそうです。
セミオートでアップグレードなどしようものなら、
一発即死は間違いないです。
パッケージの依存性はこちらで確認できますので
一度検索してみて下さいな。
しかし残念ながらlibc6にはFirefox、Totemと言った
主力アプリが絡んでいるため、非常に痛いのは間違いがないです。
現状では様子見するしかないでしょう。
KapperもUbuntu関連情報を横目に
色々試してはリカバリを繰り返しましたが、
当面は様子見することにします。
まあそのうち良くなると良いかなと思っております。
それではまた。
●09年10月19日小ネタ番外編
最新ARM+Ubuntu9.0.4の組み合わせは比較的強力で
従来のモバイル、PDA機器を上回るポテンシャルを持っております。
ただ残念なのが競合相手がPDAではなくATOM
Netbook。
Windowsそのものがライバルです。となると部が悪い。
Netbookは過去の資産を一通り使えますが、
NetwalkerはUbuntuのごく一部しか使えません。
まだ発売されて、Ubuntuも出たばかりです。
Kapperのブログネタ関連はこちらで一覧できる様にしております。
Netwalkerについて
ブログ過去ログを毎回チェックするのも面倒なので。
直近ではエミュレータ関係をテストしていましたが、
PCSXが動作していないのと、ZNESやGEN関連はパッケージのARMありません。
NESやGB系は動いております。対応状況は良くないです。
と思っていたらやはりUbuntuForumでもこんな書き込みが。
Zaurusのポート使えとか。悲しい回答ですw
PC系は報告どおりQemuが実用でなくBasilisk2他もパッケージありません。
ちょっとコンパイルしてみるかな、の意気込み必要。
ゆっくりテストしてみます。
ブラウザやオフィス関連はとりあえず問題無さそう。
FireFoxもFlash
Liteに対応しましたのでYoutubeも見れます。
軽量なGnomeOfficeもありますし、DilloやMidori、W3Mもあります。
優れ物です。結構ありがたいんですよね。
ただMSOffice絡みはフォント文字化けが残っていますので、
MS
FontとかIPAフォント関連の追加が必要です。
他にはGIMPもありますしネット、Tool関連はそれなりにカバーしてます。
ゲームやマルチメディア関連がATOM系と比べても弱いのが難でしょうか。
こちらは解決の余地はまだあるかもしれません。
●モバイルUbuntu、NetWalker登場 DOSBOX x86動作編 その8
今回はDOSBOXネタを日記にします。
と言いますのも土日頑張ってテストした
当初のネタが上手く動かなかった為であります。
他サイト様でもレビューされておりますが、
DOSマニアのKapperもレビュー致します。
○DOSBOXについて
DOSBOXの長所はDOSの高い移植性であり、
メガデモやDOSアプリの動作完成度には高い定評があります。
また他のVMと異なりディスクを直接マウントできますので、
イメージファイルの作成が不要、直接読み書きできる点が長所です。
最近の開発版ではWin3.1やWin95も動作しており、
x86移植度もかなり高くなっております。
ただ、動作速度がそれ程高くないのが欠点です。
○Netwalker上のDOSBOX
Netwalker上でもDOSBOXは問題なく動作します。
VerはDOSBOX
0.72です。
Bochs同様にSynapticでインストール出来ます。
実行してDOSBOX画面が出ますとCドライブとして
マウントするフォルダをまず指定します。
mount
c
/home/?
c:
仮に設定すると上記でしょうか。
c:ドライブとしてマウントするフォルダは各自好きな所で問題ありません。
後はお好きな実行ファイルを動作させるだけです。
DOSゲームも問題なくプレイ可能です。
お約束CPUBenchを動作させてみました。
Ratio
to First PC9801 :11.07
Execute time :06.24
sec
ええと、相当遅いかも。
ただしこれはCPUのCycles=3000(初期設定)の場合。
DOSBOX上でcycles=*****と入力して実行してみます。
Kapperの感触では入力がもたつく(処理落ち)する範囲は
cycles=40000弱相当かと。DOSアプリでは計れませんのでイメージです。
暫定で36000とおいた場合のベンチマークは下記の通りです。
Ratio
to First PC9801 :135.49
Execute time :00.51
sec
486DX4(100)?Am5x86(133)相当でしょうか。
Bochsより若干早い程度かと思います。
下の画像はSIMCITY2000デモVerを動かした時のものです。
Windows3.1も動きますので興味のある方は
是非一度試して見て下さい。
●モバイルUbuntu、NetWalker登場 Qemu
x86(VM動作NG)編 その7
NetwalkerでQemuをテストしてみました。
結果はNGなんですけど、興味のある方は見て頂ければ。
今後に期待ではあります。
○Netwalker上のQemu
NetWalkerは純粋なUbuntu9.0.4がインストールされておりまして、
ポピュラーなx86のUbuntuとほぼ同等の機能が売りでもあります。
環境が同一でもある事からARMの比較動作実験にはもってこいでもあります。
そんな中、Qemuの動作実験を行いました。
NetwalkerのQemuのバージョンはQemu
0.10.0-1 ubumtu1です。
比較環境はDell
Vostro1000です。
○動作実験結果
結果は下記の通りです。
x86環境でWin9xが動かなかった理由は不明です。
多分GUIからみだと思います。
DOS以外の環境は全滅です。残念です。
OS
x86 ARM
DOS ○ ○
Win95 ×
×
Win98 × ×
DSL ○ ×
ReactOS ○ ×
それだけでは物足りませんのでFreeDOSを起動して
CPUBench(DOS版)を起動して念願のベンチマークを計ってみました。
結果は下記の通りです。
・Acceleration
Enableモード
Ratio to First PC9801 :33.06
Execute time :02.09
sec
486SX
25MHz相当のスペックです。とっても遅いです。
Bochsより遅いのは非常にビックリです。
ちょっとエミュ精度も悪く遅いです。使い物にならないかもしれません。
DisableモードとFullモードでは起動だにしませんでした。
ちなみにAthelonx2
TK-57 1.9GHzのDELLでは下記の通りです。
・Acceleration Enableモード
Ratio to First PC9801
:276.40
Execute time :00.25
sec
Pen146MHz相当でしょうか。
○結論
残念ながら実用にはなりません。
意外ですがBochsの方が速度、精度が良さそうです。
ガッカリですがこれを機に移植度が改善されると良いですね。
エミュレーションの実に良い実験体かと思います。
それではまた。
●モバイルUbuntu、NetWalker登場
Windows95動作(Bochs)編 その6
なんとかリカバリに成功しまして、
環境の再構築及び次何しようかな、
というのが現在の心境です。
ここはKapper定番のBochsネタで一発攻めて見ました。
○Bochsとは
BochsはMacからiPhone、PSPにまで移植されました
移植性の極めて高いx86PCエミューレションです。
その反面としまして極めて動作速度が遅く、
qemu、Virtual
Box等のエミュと比べ
中々実用的には遠いのが現状ですが
実験やデモンストレーションでよく見かけます。
○Windows95準備
今回はPC環境でのBochsでインストール、セットアップし
Ubuntu環境でイメージを流用という形を取っております。
インストールの際に用意する物は
・DOS、FDDブートイメージ(FreeDOS)
・Windows95
CDROM (98、NT?でも可)
・bochs本体
を用意して下さい。
特にインストールに必要なWindows95
CDROMは各自入手下さい。
持っていない人はヤフオクかハードオフのジャンクCDコーナーにて入手が便利です。
○BochsとWindows95インストール
まずインストールに必要なHDDイメージを作成します。
Bochsの本体の中にありますbximageファイルを実行しますと作れます。
その際に容量に気をつけて下さい。他はそのままでOKです。
次にWindows95のCDをイメージ化させます。
KapperはImgBurnというフリーウェアを使いました。
ブートFDDは本来DOSでCDをマウントする為に、MSCDEX.exeを組み込む必要がある
のですが、面倒なので普通Win98やMEの起動ディスクをイメージ化し流用します。
今は残念ながらOS環境がKapperの手元に無い為、入手困難となってしまいました。
その為、FreeDOSから頂き使用しております。
全てのファイルを準備したらBochsと同じフォルダにコピーし
Bochs.exeを実行させます。最新の2.4.1ならばGUIが更新され便利です。
まずFDD、HDD、CDROMの割付、ブート設定を最低限行い、
細かい所を個別に設定し、bochsrcとして保存します(重要)。
それで実行。FDDが無事起動しましたら、
CドライブをFdisk、Format、Sysします。
その後、D:のWindows95よりsetup.exeを実行。
インストール開始します。(詳細は割愛)
無事インストールが完了しますとwin95が立ち上がるはずです。
○NetWalker上での設定、起動
インストール完了しましたimgイメージファイル、bochsrcをNetWalkerにコピーします。
Netwalker上でBochs関連ファイルをSynapticで全てインストールして下さい。
インストールが終了しましたら、コマンドライン上より
bochs
*.img(注ファイル名)
にて実行します。勿論bochsrcの再設定は必要です。
設定不備がなければWin95が立ち上がるはずです。
ZaurusやPSPに比べ非常に簡単で助かります。
さすがUbuntuです。
○Netwalker上でのBochs、Win95
NetWalkerのスペックはベンチマークでも測ったとおりで
整数演算でP3の1GHz相当でしょうか。
Bochs2.3.7上でWin95を動かすにはやや非力かもしれませんが、
実際に動かしてみた所、実働の範囲ではIPS:10000000相当以下ですね。
CPU換算では486
80?100MHz相当が限界です。
ちょっと物足りなさを感じますが、
必死で苦労して動作させたZaurusやPSP(386
16MHz相当)に比べ
軽く10倍以上の動作速度が出ておりまして、
Win初期の大戦略、三国志、Civilization2を動かすには
(無理やり自分を説得する感じで)
十分なスペックと言えるのではないでしょうかね。
○まとめ
まずはOSエミュレーションの形ですがNetWalker上で
Windows95、アプリの動作は可能です。
Qemuを使えばBochsの数倍の速度がでるはずなので
ある程度の古いアプリも十分動かせるはずです。
またQemu+Wineを使えればかなりのソフトが動くはずです。
ただATOM系のMIDに比べ優位性はまったくありません。
Windowsにこだわる人はそちらを購入すべきかと思います。
実験第一歩としてKapperお得意のBochsを試してみました。
スペックもある遊べる端末なので、
皆様頑張って楽しみましょう。
それではまた。
●モバイルUbuntu、NetWalker登場
リカバリーディスク製作編 その5
先日勢い余ってKermicをNWにインストールしてみましたが、
予想通りか一発で起動しなくなってしまいましたw
その為、リカバリーする必要がありますが、
残念ながらKapperはリカバリディスクを作っておりません。
さあ困ったどうしましょう、と言うのが今回のネタです。
○シャープ製リカバリディスク
如何に新鋭機と言えども不意の事故でUbuntuが
起動しなくなる事もゼロとは言えませんよね。
実はNW本体やCDと言った従来のリカバリーディスクが添付されておりません。
シャープのサイトからダウンロードする仕組みになっております。
実機でシャープのサイトよりrecovery.sh.tar.gzをダウンロードし、
MicroSDにコピーする仕組みになっております。
ただ、実機が必要なのは分かりますが、通常トラブルが発生した際に
実機が使えない場合が殆どなはずです。
つまり事前に必ず作っておく必要があります。
それなら最初から添付して欲しいですよね。
○recovery.sh内訳、緊急作成方法
recovery.shの中身を開いてみますと、
ただの機種非依存スクリプト。
wgetを使いダウンロードしフォーマット、コピーするだけの物です。
類似のLinux環境であれば簡単に作れそうです。
そんな事で中身をチェックしてますと、
2chモバイル板に下記の書き込みがありました。要チェックです。
PC版のubuntu上でリカバリーディスクの作成ができた。
ただし、ダウンロードしたrecovery.shをちょっといじる必要がある。
ファイルの冒頭部の
SDNODE="/dev/mmcblk0"
SDNODE_VALID='/?/dev?/mmcblk0/'
SDDEVICE="/dev/mmcblk0p1"
を#でコメントアウトして、
#SDNODE="/dev/sdb"
#SDNODE_VALID='/?/dev?/sdb/'
#SDDEVICE="/dev/sdb1"
の#を外して有効にすればOK
感謝して早速使わせて頂く事に。
と言ってもシェルスクリプトのコメントアウトを書き直すだけですが。
シャープでも元々想定していたんでしょうね。
実験用のDELL Vostro1000君(PCLinux2009.1用)に泣く泣くUbuntu9.0.4をインストールw
Wine実験用の環境がリセットされてしまいました(涙
スクリプトを書き換えて実行。問題なく動作しました。
認識した外部ストレージを当てはめているらしく、USBでも何でも実行できます。
KapperはUSBリーダーにMicroSDを指して実行しました。
その代わり、外部ストレージがある機種で実行しますと
最悪上書きされてしまいます。ドライブ確認、気をつけて自己責任で。
ダウンロードが果てしなく長いです。回線絞ってんかな。
ようやくダウンロード、展開完了しました。
一回やり直していますので、丸1日掛かりました。
ここに書いてある通りMicroSDを本体に刺して再起動、リカバリ完了しました。
再起動させる際の右、左キーとはマウス(オプティカルポインタ)の
右、左ボタンのことです。分かりにくい表現ですが気持ち長めに
押してゆっくりして行ってねw
再起動、無事復帰しました。
○結論、愚痴
なんとか無事、リカバリ終了しまして起動しました。
もうちょっと楽なやり方なかったんですかね、シャープさん。
強引すぎですよ。
Windows環境の方とかに十分な配慮が必要ですよ。
まあ、kapperの家ではPC余ってますので、
環境構築もそれ程手間ではないのが助かりです。
このまま黒いレンガになったらどうしようかと思いましたw
それでは次回。